| 文化の融合 |
| アジサイ | の | 道 | の広場 |
| 杉田大岳 | / | うい | 高1 |
| 今までの日本は、確かに外国の科学技術ををただ受け入れているだけだった |
| 。そして往々にしてその技術は、日本の文化と合うことがなかった。それは、 |
| その技術が日本の文化に合うように、消化しきれていないからだ。我々は、こ |
| れから日本文化の持ち味を活かしつつ、外国の文化を消化、吸収していくべき |
| だ。 |
| その為には、まず自国の文化を知ることが大切である。もし仮に、自国の文 |
| 化をよく知りもしないで、外国の文化を受け入れようとしたら、今の日本の文 |
| 化が跡形もなく消え去るようなことはないにしても、文化が悪い意味でごっち |
| ゃになって、パニックに陥るだろう。それは今言語によく現れている。今とな |
| ってはそうとう昔のこと(本当に)だが、一時期チョベリバという言葉が流行 |
| った。これは、日本語で言う「超」と英語の「ベリー」、そして「バッド」を |
| 複合させたものらしい。意味のあるようでまったく意味のないようなこの言葉 |
| に、何人の人が困惑したことだろう。このように自国の文化を破壊してしまう |
| ことにもなってしまうのだ。 |
| 外国の文化を受け入れることは大切だ。しかし、その文化との共生には注意 |
| を払うことが大切だ。特に日本のように文化が最高にまで昇華されたものなら |
| 、なおさらである。骨組みは変えず、要所要所を帰ることが、日本には必要で |
| ある。 |