| 正義の味方ジンペー |
| アジサイ | の | 滝 | の広場 |
| たこ星人 | / | こむ | 中3 |
| 生きる事は学ぶ事であり、学ぶ事には喜びがある。生きる事は、また何かを想 |
| 像していく事であり、その想像には、学びの段階では味わえない、大きな喜び |
| がある。このことはどんな人の人生にもあてはまるが、特に学問の世界では銘 |
| 記すべき事柄であろう。 |
| フランスの有名な数学者ポアンカレが「創造とは、マッシュルームのような |
| ものだ」と言った。 |
| マッシュルームと言うキノコは地表下に菌根と呼ばれる根を持っている。そ |
| れは、いい条件が与えられると次第に円形に広がりながら発達していく。しか |
| し、途中に松の木などがあった時にはマッシュルームはピンチになり、小さな |
| キノコに菌根を変えてしまう。そして胞子を飛ばす。これが創造とにていると |
| いうのだ。 |
| 「窮鼠猫を噛む」ということわざがある。「ピンチになった時は思わぬ力を |
| 発揮する」という事だ。 |
| 「人類にはピンチが必要だ。」とある作文教室長がいう。悪の手先「カトゥ |
| ー」というのがいる。そのカトゥーに正義の味方「ジンペー」が立ち向かって |
| いった。しかしジンペーは弱っちいのでカトゥーにやられてしまう。「バタリ |
| 」と倒れているジンペーを前に悪の手先カトゥーは「フハハ」と調子こいて笑 |
| っている。そのときジンペーは超必殺技「かめはめ波」なんてのを考え出して |
| しまいカトゥーは「あーれー」という感じにやられてしまう。 |
| こういうピンチの時にこそ人は能力を発揮する。しかし、最近は親や先生な |
| どがピンチを消し去っている。これでは人は真の能力を発揮できないのである |
| 。もうすこしだけでもわざと危険は残しておくべきなのである。 |