| 子育て補助材としてのアニメ |
| アジサイ | の | 道 | の広場 |
| ナッシー | / | ひろ | 高1 |
| 本来、アニメは子育て補助材のはずだ。しかし、子供が喜んで「それいけアン |
| パンマン」などを見る年頃になると、「それいけアンパンマン」は、子育て補助 |
| 材の役割を果たさなくなってきた。本来の絵本の「アンパンマン」とは困った |
| 人などを助けるほのぼのとした話が多く、とても好印象だったという。しかし |
| 、原作者やなせたかし氏がアニメ化を意識し始めてから、若干の例外を除いて |
| バイキンマンが必ず登場して、悪さの限りを尽くし、説得も通じずに、最後に |
| は「もう許さないぞバイキンマン!アーンパンチ!」で倒してしまうのだ。こ |
| れでは、善悪がはっきりしすぎている。アンパンマンは常に正しく、バイキン |
| マンはいつも悪役それでは人の本当の姿を見ることが出来ない。人には悪い面 |
| と良い面がある。つまり、私たちはもっと物事を多面的に見なければならない |
| 。そうしなければ、完璧な人間などいないのに「この人は完璧だ」と思いこみ |
| 、簡単に騙されたりしてしまう。 |
| 物事を多面的に見る方法は二つある。1つはアニメなどを見ずにもっと現実 |
| に接する。 |
| 2つめはアニメを見た後に、親がフォローするのだ。しかし、こんな方法で |
| は「はじめから見ない方が良い」と思う。 |
| 確かに善悪の区別が付いていれば行動がスムーズで早く終わる。しかし、や |
| はり物事を多面的に見て、しんちょうに行動した方が人間的だと思う。 |