先頭ページ
前ページ
次ページ
最終ページ
| |
おまつりで |
| |
イチゴ |
の |
林 |
の広場
|
| |
ピッチー |
/ |
あねあ |
小3 |
「……えへっ。」 |
| |
八月六日宮おどりでした。三時十五分、杉田六区の区民館へ集合しました。私は、宮おどりなので、ママにおけしょうをしてもらいました。 |
| |
まずローションをパシャパシャ、次にクリームをポンポンポン、そしておしろいをパフパフパフ、それからブルーのアイシャドウをいれて、いよいよ口紅 |
| ・・・・。ママは |
| |
「かわいいよ」 |
| |
とほめてくれました。鏡をのぞくと、鏡の中には、バカ殿みたいに白い私がいました。でも、かわいくなっておとなになった気分で、うれしくてたまりま |
| せんでした。区民館に行くと、お化粧をした私をみて、同級生の健二君や、柊蔵君が、同じようなリアクションで、 |
| |
「……えへっ。」 |
| |
と言って、同時に向こうを、向いてしまいました。私の顔を見た時、まるで冷凍ビームをうけたみたいにかたまってしまいました。 |
| |
「てれているよ」 |
| |
とお母さんたちもニコニコしています。ほんとうは、健二君たちどう思っていたのかな。私は、とても気になっています。  |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
ホームページ