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相対的か絶対的か |
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優里 |
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あまこ |
中2 |
| 相対的か、絶対的か。 |
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視覚系は、光を介してものの形を認知する。目は大変有効な感覚器だが、あまりに有効 |
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なので、有効でない点に、あんがい気づかないことがある。大きい小さいは見ればわかるが、それは相対的な大小である。それを幾何学に持ち込むと、比 |
| 例あるいは相似になる。逆にわれわれが「比例」とか「相似」を考えることができるのは、本来、視覚系にそういう性質が存在するからだろう。 |
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確かにものの見方は相対的に見るということが多い。何かと比べるとそれがいいのか悪いのか分かる。例えばテストの点数は、平均点を基準にしていいの |
| か悪いのか決まる。だから少々テストの点が悪くても平均点が低ければそれでよしということになってしまう。(たぶんそんなこと考えるのは私だけだろう |
| けど・・・)これは何かを基準にしたものの見方だ。他に服を買いに行ったとき、どちらにしようか迷うことがある。そんなときどちらかの服を基準にして |
| 「こっちの服よりこっちの服のがいい」と決めないだろうか。そんなひとつの基準に基づいた考え方を相対的というのだろう。 |
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しかしものの見方には絶対的な基準でみたほうがいいということもある。何かと比べないので、何か目標を持ってやるときに便利だ。だが、少しでもうま |
| くいくと自己満足に陥ることが多い。私はピアノを習っているが、ひとりでこつこつ練習を続けていくのはかなりきびしいと思う。もともと集中力散漫な私 |
| は、ピアノの前に座って練習をするのがいやでしょうがない。ピアノの前に座っていても集中できないのだ。これは勉強にもいえることだろうけど。だから |
| 練習したくない→曲が全然進まない→上手にならないの悪循環でますます下手になっていく。しかし何か目標があれば話は別で、発表会などの練習はあまり |
| にひどい演奏だと聞いてる人に悪いので、それなりに練習する。 |
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確かに相対的なものの見方は、私たちがいつも無意識にやっていることだが、それだと人と比べることの限界がある。しかし絶対的なものの見方はふつう |
| はしないことだが、人と比べないので自分だけの目標を持つことができる。そのために目標までの努力が必要になるのだが。どちらの見方がいいとはいえな |
| いが、その時その時に合わせて使い分けていけるといいなと思う。あと早く自分だけの確固たる目標を見つけて、日々努力していきたいと思う。 |
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