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杉田大岳 |
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うい |
高1 |
大人になって同じ様な事を毎日繰り返して生活していると、「ふしぎ」と思う事がなくなってくる。しかし、子供はその「ふしぎ」をたえず思い、それを |
| 大人から教わる事で知識を吸収する。そして時に自分自身で答えを作り納得する。その答えは、物語に結晶していて人間の内的世界に関っている。現代では |
| それとは対極にある自然科学に魅了され、神話を嫌った。しかし、それによって自分の心の中の事や、自分と世界の関りが無視されてしまっている。 |
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自然科学が非常に重視されている現代では、自分の居場所や生きている理由が希薄になっている。それを解消するためにも特定の個人であるという自覚を |
| 持つべきだ。 |
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そのためには自然科学という、外的なものばかりに焦点を合わせているものを信じ過ぎない事だ。ここでの信じないというのは、ある場面から見れば自然 |
| 科学というものよりも、はるかに優っているものがある。ということだ。確かに外的な面を見るのであれば、自然科学で説明できるものばかりである。しか |
| し、内的な面、つまり人間の心の中などはそうはいかない。 |
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自然科学は外的なもの、つまり人間と関わりのあるものについてはすごい力を発揮する。しかし、それを追求するあまり、自分自身を確認する方法を忘れ |
| てきてしまった。自分を特定の個人であるという自覚が今必要とされている。 |
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