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なか | 
小6 | 
   東アジアの季節風地帯に属し、気候が湿潤であるために豊かな森林と川に恵まれたこの国では、住民の生活は、この森と川の恩恵のもとに営まれてきたの | 
| であった。おじいさんは山に、おばあさんは川に、という描写は、まさにこのような集落の情景を表している。この里山の特色は、人間によってきわめて集 | 
| 約的に利用されながら、しかし、けっして消滅することなく、長く維持されてきたことにある。この国では長い間、農耕地からの刈り取りと里山からの摘み | 
| 採りによって人びとの生活が成り立ってきたのである。その象徴が、集落を囲む里山の一角に必ずあった、鎮守の森である。集落一帯の環境保全の急所とも | 
| いえる場所に鎮守の森が配置されていたことが今では知られている。 | 
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   鎌倉の鶴岡八幡宮には、たくさんの木々がある。昔の人はその土地にある自然を守るた | 
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   めに神社などを設置した、と言われる。なぜなら、木には神様がやどっていて、うかつに木を切ることができないためだ。そのため、神社がある場所には | 
| 、昔からの自然が残っているということになる。僕は、修学旅行のときに、日光に行った。日光東照宮の、坂下門をくぐり、徳川家康公の墓へと続く階段を | 
| のぼる途中。右→を見ても、左←を見ても、上↑を見ても、杉で囲まれていた。他にも杉並木があり、自然がきれいに整備されていた。 | 
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   「おじいさんは山に、おばあさんは川に」という言葉を聞くと、こんなことを想像する。のどかで、雄大な山が後ろには見え、川が流れ、田んぼがあり、 | 
| 家がぽつぽつとある風景だ。ところが今は、そんな風景が破壊されつつある。森林の伐採などによる、環境破壊のためである。日本の原風景を、減らしたく | 
| ないなと僕は思う。 | 
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   日本の原風景――のどかな大自然を、守っていくために、昔の人は神社を設置したりと工夫をこらした。しかし今は、そんな自然が破壊されつつある。そ | 
| のため、そんな自然を守っていかなければいけないと思う。大自然とは人間にとって、心を和ませてくれるものでもあるのさ。 | 
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