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成長することの大切さ | 
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太公望 | 
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うの | 
高1 | 
   およそ人間として成長するためには、絶えず現在の自分の生き方を恥じることが必要であろう。自らを恥じるとは、自らを客観視する別の眼をもち得るこ | 
| とである。現在の環境に埋没することなく、つまり現在の職業や地位に腰を据えてしまうことなしに、自分の新たな可能性を絶えず開拓しようとする気魄を | 
| もち続けること、このことこそが、およそ道を求める者の――社会人たると宗教者たるとを問わず――もっとも基本的な要件であろう。 | 
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   今の日本は、堕落の時期に来ていると感じる。経済大国となった今、自己満足の世界に入っていて活力が全く感じられない。「もういいや」という満足感 | 
| のせいでにほんの経済成長が止まっているように思える。それと同じように人間も今の環境に満足すると成長することがなくなってしまう。どのようにした | 
| ら、人間は、自己満足せずに成長することができるのだろうか。  | 
| 方法として第一に、常に自分にあった少し高目の目標をもつことではないかと思う。人間は、目標に向かうことによって成長することができる。例えば、テ | 
| ストのクラス成績で1位の時と10位の時では目標や意気込みが違ってくる。10位の時では、もっと上の順位になろうと考えられるが1位の時ではもう上がない | 
| ので、目標が立てづらくその後順位も落ちやすい。  | 
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   第二に、目標というものは競走の中で出てくるため競うということを忘れないことである。現代の日本は、指折りの先進国として世界に名前を知られてい | 
| るが第二次世界大戦後の日本は悲惨だった。経済力で大幅にアメリカに遅れた日本は、アメリカの経済力に勝つために頑張ってきた。そして、高度経済成長 | 
| 期などがあり日本はアメリカと同等以上の経済力をつけた。今の日本は、目標を達成してしまったため活力が無く次の目標が見つからずさまよっている状態 | 
| だと思う。 | 
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   しかし、単に目標を持って何かと競えばいいかというと現実はそんなに簡単ではないようだ。例としては、米ソの冷戦時代が当てはまるのではないかと思 | 
| う。当時、両国は互いに軍事力のすごさを見せつけるために何度となく核実験や核開発を繰り返し必要の無い技術を高めてしまった。これは、人間の成長で | 
| はく国としてでのことなので世界に対しての影響力も大きい。私たちは、物事によっての成長・進歩の必要性を考えなくてはならない。 | 
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   人間は、常に成長していく動物である。それを自己満足によって阻まれるというのは情けない話である。時代が進めば進むほど便利になり思い通りのこと | 
| ができるようになるため目標を立てる必要が無くなり、成長が止まる。こうならないためにも普段から自分のことをよく考える必要があると思う。 | 
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