先頭ページ
前ページ
次ページ
最終ページ
| |
どんちゃん騒ぎのバスハイク |
| |
エンジュ |
の |
林 |
の広場
|
| |
まいまい |
/ |
いかす |
小3 |
「平野と北原のバカヤロー!・・・あっ、言っちゃった。」 |
| |
芽依の叫び声が聞こえる。やはり、どんちゃん騒ぎの船の中だ。 |
| |
私達は今、バスハイクに参加し、船の旅を楽しんでいる。メンバーは、恵理、芽依、可菜子、優季、私と、大学生三人。さっちゃん、なっちゃん、さきちゃ |
| んだ。ここは私が一番楽しかった場面だ。三十秒ゲーム、三十一ゲーム、覚えてしりとり等色々した。ゲームで負けると嫌いな人を言わなければならない。そ |
| れを芽依はわざと負け、丁度同じバスハイクに参加していたクラスメートのムカつく男子の名前を大きな、船中に聞こえる声で言った。そのとたん男子が芽 |
| 依の悪口を言い始めた。芽依もそれが聞こえたのか、さっきよりももっと大きな声で |
| |
「平野と北原のバカヤロー!」 |
| |
と言い返した。これが最初のあのセリフだ。それからもつべこべ言って来たが、私達は無視して、中断していたどんちゃん騒ぎを再会した。丁度芽依が変な顔 |
| をして盛り上がっていた時だ。 |
| |
「心霊写真。」 |
| |
声が聞こえて見てみると・・・なんと平野が写真を撮っていた。慌てて座席に隠れようとしたら、 |
| |
《パシャッ。》 |
| |
撮られてしまった・・・。しかし、こんな私はまだましな方だ。芽依は変な顔で写っている。写真を撮られた事すら知らない芽依に私は |
| |
「芽依!平野に写真撮られてたよ!!変な顔してた所!」 と教えた。とってもビックリしたらしく |
| |
「ええ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~っ!」とびっきりたまげた声を出した。その何分か後つまらなくなった平野がまた写真を撮ってきた。ま |
| た芽依が変な顔をして盛り上がっている時だった。私は危険を素早く察知した。座席の後ろに隠れた。急いで芽依の服を引っ張った。でも芽依は相変わらず変な |
| 顔をして盛り上がっている。 《パシャッ。》 これには芽依も気付いたようだ。 |
| |
「あーーーーーっ!」 こういう騒ぎが平野は好きらしい。 船を降り、広い野原に着いた。すると、スタンプラリーの紙が配られた。お弁当を食べ、さっ |
| そく鳥類園にいった。鳥類園への道のりはすごく長く疲れてきた。とてもがんばった。なので遭難の話など変な話をして痛みを紛らわした。やっと着くとスタ |
| ンプを押して見てみると鳥が一匹もいない!出て水族館に行きました。とても神秘的で素敵でした。色々あったけど、最高のバスハイクでした。 |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
ホームページ