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|   | 不便なこと、便利なこと。 | 
|    | オナガ | の | 泉 | の広場
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|    | たこ焼き | / | いとつ | 小5 | 
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   私の学校は、福祉のお勉強をしている。その名はバリアフリー打瀬(BFU)。 | 
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   始めの頃は、先生が、福祉協会にたのんで、車椅子を貸してもらった。体育館の中や、そのとなりの部屋の交流広場のスロープと階段の体験、押 | 
| してもらったり、自分でこいだりした。現在の車椅子は、雨の日などに車椅子のタイヤをさわると、泥やタイヤについた砂で、手がよごれるので、 | 
| タイヤをさわるのではなく、その横についている鉄製のをさわって、動かせられるように工夫されていた。体育館の中は、でこぼこしている所がな | 
| く、障害物がなかったので、走りやすかったけれど、交流広場(となりにある部屋)は、スロープと3・4段の階段があり、その階段を乗り越えるの | 
| でも、4人がかりでやっと上にあがれた。 | 
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   また、アイマスク体験も学校内と住宅街、公園の道や、お金の見分け方、電話をかける、などをした。住宅街には、点字ブロックがしきつめてあ | 
| ったので歩きやすかったし、ガイドヘルプの人が、ちゃんと傷害物があると、教えてくれた。それに、5円玉と50円玉の見分け方はとてもむずか | 
| しかった。学校内にも何個か25段ぐらい長いのがあって降りるときは、足を踏みはずしそうになって怖かった。目の不自由な人に対しては、点字 | 
| も習い、学習した。 | 
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   私が今、もし車椅子生活をしていたら、どうだろう。大好きな空手やサッカーやハンドベースはもちろんできない。しかし、生まれつき足が不自 | 
| 由な人は、何かを目標に、がんばっている。私は、障害者のひとからいろいろなことを学んだ。車椅子生活のもしなったら、何かを目標にがんばり | 
| たい。それに、障害者という差別をされたくないと思う。そして、気軽に声をかけてほしい。障害者の人もそう言っていた。困っていたら、気軽に | 
| 声をかけてくれて、手伝ってほしいんだ。 | 
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   今の私の学校のまわりは、不便だろうか。それとも、便利だろうか。学校もまわりもコンクリートだらけだ。校庭の砂や、土に比べると、車椅子 | 
| は走りやすいし、盲人のひとも杖が土にはまらなく良いと思う。でも、転んだらとても痛い。いつも気軽に歩いている道だが、こうして考えてみる | 
| と、とてもむずかしい。だから、便利か。それとも、不便か。と聞かれてもこたえるには難しいんだ。盲人のひとには、音がでる信号機。車椅子の | 
| ひとのためには、路上禁止など考えたら、いろいろなことが浮かんできて、考え込んでしまうだろう。 | 
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