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| 講評 |
| 題名: | 我が家の時計 |
| 名前: | 雅貴 | さん( | あめす | ) | 小6 | アジサイ | の | 村 | の広場
|
| 内容 | ○ | 字数 | 736 | 字 | 構成 | ◎ | 題材 | ◎ | 表現: | ○ | 主題: | ◎ | 表記: | ◎ |
| "☆""☆""☆" 鳩時計の元気な音に、雅貴くんのさけび声。作文の書き出しが、リズミカルでとてもいいね。 |
| 登校前の大あわての一コマを覗き見したような気がしたよ。このようにかぎかっこを重ねて使うと、情景がよく伝 |
| わってくるね。 さて、雅貴くんのうちには、ずいぶん古い鳩時計があったんだね。なんと生まれる前からあっ |
| たというので、お母さんのおなかの中にいるときにも、この鳩の鳴き声を聞いていたかもしれない。そう考えると、 |
| とても不思議な気がするね。雅貴くんは、この鳩時計の鳴き声を聞きながら、大きくなってきたわけだものね。 |
時計の役割は、正確に時を刻むこと。だから、この針がよくとまる鳩時計も、あたらしい時計に選手交代したわけ |
| だ。なんと、新しい時計は、電波を受信して一秒も狂わないというものだから、いつもちがったときを刻んでいた鳩 |
| 時計とは対照的だね。便利になった一方で、なんだかなくなってしまうとさみしい気持ちになるね。そのあたりを |
| さらにくわしく書いてみると、おもしろくなりそうだね。鳩の鳴き声は、「ただ時を知らせるもの」としてだけでは |
| なく、雅貴くんの中では、何か別の意味をもっていたかもしれないね。 最後に、「古いもののよさを改めて考 |
| える」というまとめ方はよかった。温故知新などのことわざも使えそうね。でも、ここにお母さんの話を入れるの |
| は、ちょっと問題ありだなあと先生は思うよ。文脈をたどると誤解されやすいからね。"☆""☆""☆"ちょっとした |
| ヒント"☆""☆""☆"★重なるとこでよく針が止まっていた→重なるところでよく針が止まる(「~していた。」と |
| いう文が続くから、過去のできごとを現在形を使って表現してみるといいね。次に続く文章にも同じことが言えそ |
| う。)★そしてやっと新しい時計を買ったのだ。僕が学校から帰ると→ある日、僕が学校から帰ると(突然のでき |
| ごとを強調しよう。最初の文は、この段落の最後の文と重なるので、取ってみよう。)★自慢毛に→自慢げに(コン |
| ピュータは、ときどき変わった字を出すよ。注意!(^^ゞ)★なんだ、このおんぼろ→「なんだ、このおんぼろと」 |
| | ももんが | 先生( | みか | ) |
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