| さあさあお逃げなさい |
| ウグイス | の | 泉 | の広場 |
| ホームズ | / | なか | 小5 |
| 僕は、スポーツがあまりとくいではありません。どちらかと言うと、スポー |
| ツで、実際にプレイするのではなく、 |
| 相手の弱点(弱点関係ないものもあるけど。)を見抜き、味方のプレーヤー |
| にアドバイス。だから、特に得意なスポーツはないと思っていたその頃。学校 |
| で、二年生ぐらいだった頃の、体育の時間。その時、体育の時間が大大大っ嫌 |
| いだったぼくは、ためいきをつきました。 |
| しかしその体育で、ドッチボール一番嫌いでヘビー級だった。そのことは、 |
| いまでも覚えているのは、僕の記憶力が良かったから・……ではありません。 |
| すごく嫌だった教科が、大好きな教科に変わったからです。 |
| ところが・・・。僕が初めて、もと外野にでました。 |
| 「しめしめ。これなら当たらなくていいや。」 |
| 僕は、安心して、外野に付いていました。と、僕のところに真ん丸いものが |
| とんできました。僕は、ボールをバシッと受け止めました。 |
| いくら外野とはいえ、その時の快感がわすれられなくて、僕はドッチボール |
| が好きになりました。 |
| そして、外野に出ると、 |
| 「さあさあお逃げなさい。」 |
| というよゆうまでできるようになりました。けど、安心して内野にいてしま |
| うと、たちまち当てられてしまいまいます。だから、もと外野になっていない |
| と、ヤ、ヤバイ!! |
| そんなわけで、、僕にボールがわたって、後ろ向きに逃げてる人は、要注意 |
| 。飛んで火に入る夏の虫だよ。 |
| やっぱ、一応僕は、ドッチボールに強―い事が解った。よーな気する。 |
| ドッチボールは、どっちのボールか解らない。そんなところが面白いのかも |
| しれない。 |