| 人間は麦のように育てろ! |
| アジサイ | の | 滝 | の広場 |
| AE86 | / | えや | 中3 |
| <img src="http://www.mmjp.or.jp/shine/e/yokdekitasyou.gif" |
| alt="img"> 人間には、必ず『長所と短所』がある。しかし、家の両親は長所 |
| を誉めてくれたことはほとんど無い。それ以前に、短所のことの方を多く言っ |
| てくるのだ。いままでは「何で俺の短所ばかりを突いてくるんだ、この親は俺 |
| の長所に気付いているのか?」などと思っていた。しかし、その考え方は『間 |
| 違っている』と分かったのだ。親というものは、自分の子供に『よく育ってほ |
| しい』という気持ちを持っているから、悪いことの方を多く指摘するのだと思 |
| 長所というものは、親などが指摘しなくても伸びていく場合がある。なぜな |
| ら『自分の長所となっているところは、自分がそれをやるから長所となる。そ |
| れをやるということはそれが好きだから。好きということは、放っておいても |
| 伸びる』と僕は思っている。逆に、短所というものは人から指摘されないと直 |
| らない事が多いような気がする。だから、親などは悪いところを指摘して直し |
| てあげようとするのだ。確かに学校もそうだ。面談などのとき、長所のことも |
| 少しは(家よりは)出てくるのだが、先に誉めておいて、短所などの痛いとこ |
| ろを突いてくるのだ。いつも「先生、それを言う順番を逆にしてくれ!!!」 |
| と思うのだ。なぜか知らんが、人間というものは最初に言われたことより、後 |
| に言われたことの方が印象に残るような気がする。だから最初に書いた順番で |
| はなく、悪いことを言ってそれから、「しかし、こんな良いところもあるんで |
| すよ」みたいに言ってくれれば言いと思うんだけどなー。 |
| 人間というものは、麦と同じように『踏まれては伸び、踏まれては伸び』の |
| ように誉められて(甘やかされて)育つより、色々なことを指摘され、それを |
| 克服したとき、初めて真の人間になるのだと思う。 |
| (中2のポストに入っていたので、いれなおしておいたよ。森川林) |