| 秘密基地 |
| エンジュ | の | 村 | の広場 |
| ラッキー7 | / | せあ | 小6 |
| 私の秘密基地は、あると言えばある。あれは、秘密基地と言うのだろうか。 |
| まぁ、それを書こう。 |
| あれは、去年の冬だったかなぁ。私が寝ようとした時、私の頭の中に「ピッ |
| カ~ン。」と、何かがひらめいたのだ。そのきらめきが、秘密基地の設計図あ |
| のだ。とっても単純な設計図であるから、すぐにそれは出来た。まず、布団の |
| シーツを開けて、その中に懐中電灯を入れて、漫画も入れた。そしてシーツの |
| チャックを閉めた。そしてその中で、漫画を読むのだ。私は、漫画を読んでる |
| うちに眠くなって寝てしまった。朝起きたらお母さんに起こされこっぴどく怒 |
| られた。馬鹿な話である。 |
| あともう一つ友達と、近くにある公園に秘密基地にもってこいの場所があっ |
| た。二人で、 |
| 「ここ、私たちの秘密基地にしよっか。」 |
| と、言っている直前に誰かが来た。私たちは、顔をあわせて |
| 「やっぱ、やめよ。」 |
| と、言うことにした。とっても、むなしい出来事だった。その後、二人で秘 |
| 密基地を探したが、秘密基地になりそうな場所はなかった。ますます、むなし |
| い。 |