| 理想の先生 |
| アジサイ | の | 谷 | の広場 |
| 哲也 | / | くさ | 中2 |
| 矛盾には、良いものと悪いものがあって、嫌われる矛盾は、良いものを除外 |
| して考えているようである。まともだけれど、ずれも入っているという、中間 |
| が大切だ。 |
| 私のクラスの担任は、学校一真面目ではないだろうかと言われているほど真 |
| 面目な先生だ。それとは対照的に、私が一年生だった頃の担任の先生は、学校 |
| 一ふざけているとまでも言われているほど、ふざけ(ふざけていると言っても |
| 、面白味が入っている)、また、おおざっぱなだとも言われた先生だった。し |
| かし、私は、今の担任をうらぎるようだが、その学校一ふざけ、おおざっぱだ |
| といわれた先生のほうが印象に残っている。真面目とまではいかないけれど、 |
| まともな時もあり、時には、面白い話をしたりと、私の理想にぴったりの先生 |
| だった |
| しかし、いつもふざけてばかりでは、授業が進まなかったり、生徒が話を聞 |
| かなくなったりと、授業の妨害になったりした時がたまにあった。と言う時に |
| 活躍するのが真面目な先生ではないだろうか。私の頭の中では、「真面目=怒 |
| ると恐い」というイメージがあるので、今の私のクラスでは、みんな静かに話 |
| を聞いている。 |
| だから、昔の担任だった、まともだけれど、少しどこかが抜けているような |
| 先生と、今、担任の真面目一筋の先生とを足して、2で割れば良いのではない |
| だろうかと思う。つまり、怒る時は怒り、ふざける時はふざけ、とその他色々 |
| の中間の先生というのが大切だ。 |