| ふつう死は、心臓 | 
| イチゴ | の | 道 | の広場 | 
| 亮太 | / | わつ | 高1 | 
| ふつうの死は、心臓が停止して血流がとだえ、それに続く全身の生命活動の | 
| 停止として起こる。ところが脳が先に機能停止におちいることがある。脳の死 | 
| によって全身もやがて死ぬことになるが、人工呼吸器の力でしばらくの間はそ | 
| して現在では長期にわたって、脳死状態の身体を「生かして」おくことができ | 
| る。生を手放しながらなお死を中断された、ある種の中間的身体が作り出され | 
| るのである。だから脳が死んでいるために身体を動かす事とかご飯を食べる事 | 
| もできない。もしこのまま死んでしまうなら心臓が悪い人に心臓を移植してそ | 
| の人が助かるのならそれは良いことだと思う。それに、もし心臓移植をしたら | 
| 、心臓は移植した人の中でちゃんと生きている。 |