| タイミング | 
| エンジュ | の | 滝 | の広場 | 
| 馬のしっぽ | / | はり | 中3 | 
| 話し上手な人は、余韻や余情を含む「間」の取り方・必要性を理解していて | 
| 饒舌の人と比べ、うまく「間」を取り入れている。相手との沈黙の時間に耐え | 
| 難く、サービスの気持ちから話をしてなんとか間を持たせようとする時がある | 
| 。しかし、サービスのつもりが自己弁護や自己顕示になり、果ては自己陶酔に | 
| なってしまうと困りものである。「間」を必要とするのは、必要とするだけの | 
| 実質を備えているもの、ということになる。 | 
| ペラペラよくしゃべる人は面白いかもしれないが、あまりにもしゃべりすぎ | 
| て最後には言っていることが解らなくなり、「何言ってんだこの人(怒)」と思 | 
| われてしまうことがある。あまり人から当てにされそうにないように思われる | 
| 。しかし、普段は静かな人が、突然何を思ったかいろんなことを話すと、周り | 
| の人の耳はその人の方に向くのではないだろうか。内容の密度が濃く、聞く人 | 
| の心にグサッ!!とくる。意識して、あるいは無意識のうちに、うまく「間」を | 
| 取り入れている違いがある。 | 
| オーケストラなどの音楽会などを聞くと、テインパニィーやバイオリンなど | 
| の楽器には入るタイミングというものがある。ずらずら長ったらしく弾くより | 
| もバーンとかジャジャーン!!と思い切って弾く方がインパクトがあるし、聞く | 
| 人の心に入り込みやすい。 | 
| 『時間を作る第一の方法は、急ぐことではなく、どこに時間を使うか考える | 
| ことである』とあるように大切だと思うことにじっくりと時間を費やしていく | 
| ことが大切である。 |