| 秘密基地 |
| アジサイ | の | 泉 | の広場 |
| ミッキー | / | けく | 小5 |
| 題名が「秘密基地」でも、秘密基地なんてあったかな。私にそんな所あったか |
| な。 |
| 私は、いきなり考えだしてしまいました。 |
| そんな所。あっ、あった。秘密基地ではないけど、私しか入れない場所があ |
| りました。みなさんは、どこだか分かりますか。実は、「箱」なのです。 |
| この箱は、らんのような大きな花が入れられていたので、まだ小さかった私 |
| には、じゅう分だったのです。その私でいう秘密基地の私が一番気にいってい |
| たところは、テ~ブルです。でも、テ~ブルといっても、新幹線にあるような |
| 物が、ダンボ~ルでできた物を私が、勝手にテ~ブルといっているだけです。 |
| わたしは、その箱をもらったら、すぐに、家にしました。そして、そのテ~ |
| ブルに、その時もっていたものさしと、えんぴつを置いたのです。 |
| 最初は、きつくて、たいへんでした。けれども、何度も何度も遊んでいると |
| 、楽しくなって、外に出るのがいやになり、この箱は、住めば都だったのだな |
| 。と私は思いました。それから、数日後。その箱は、私の反対はきかずに、じ |
| ゃまだといって捨てられてしまいました。幼かった私は、その時初めて物の大 |
| 切さを知り、なんでもポイポイ捨てては行けないことが、分かったのです。 |
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