| 今の時代 |
| イチゴ | の | 空 | の広場 |
| アツコ | / | とれ | 大1 |
| 最近の私の生活は、流行の音楽やコマーシャルなどのTVの映像であふれて |
| いる。音楽の面でいうと、流行りの音楽やそのプロモーションビデオは、私な |
| どの若い世代にとって、非常に格好良く見える。新しいCDは次々に発売され |
| 、ランキングは過毎に目まぐるしくぬりかえられ、人気がでても、それは一時 |
| 的で、大抵はいつのまにか忘れ去られていく。そこには心を満たす喜びや心に |
| しみいる感動ではなく、空虚感があるように思う。 |
| それは、私達が、自分はなぜ生きているのかという疑問や不安を持っている |
| ことの表れではないかと私は思う。私達は多くの物を求めてきた。そして外見 |
| にとらわれながら、生活のリズムの速さの中でそのことに気づかないまま、そ |
| してそのような不安を支える何もかもないまま、居るのではないだろうか。人 |
| 間は求めている限り迷うものである。 |
| では私達はどうしていけばよいのだろうか。私達はあまりに多くのことを知 |
| らなすぎると私は思う。健康であること、お金があること、自由だということ |
| 、そしてそうでないこと、人の気持ちなど知っていながら感じないままに見過 |
| ごしがちである。人が人らしくあるためには、何よりも自分のことを尊重でき |
| るようになるごとである。人は自分にとって自分が一番であるから、そうして |
| 初めて相互理解が可能になり、周りを気にせずに本当に大切なことを追求でき |
| るのではないかと私は思う。 |