| 「間」のとりかた | 
| イチゴ | の | 滝 | の広場 | 
| ひまわり | / | あなつ | 中3 | 
| 世の中には話し上手な人がいる。彼らは意識して、あるいは無意識のうちに | 
| 、うまく「間」をとりいれている。逆に饒舌な人は、とかく「間」をとること | 
| に気が回らなかったり、「間」の必要を感じていない場合が多い。「間」をも | 
| たせながらの饒舌ならば聞き逃されることも少なく、「間」の間に相手連想し | 
| 想像し思考する余裕を与えることが出きる。しかしただの饒舌は、聴いている | 
| ほうも苦しくなり、終わった時には、何 世の中には話し上手な人がいる。彼 | 
| らは意識して、あるいは無意識のうちに、うまく「間」をとりいれている。逆 | 
| に饒舌な人は、とかく「間」をとることに気が回らなかったり、「間」の必要 | 
| を感じていない場合が多い。「間」をもたせながらの饒舌ならば聞き逃される | 
| ことも少なく、「間」の間に相手連想し想像し思考する余裕を与えることが出 | 
| きる。しかしただの饒舌は、聴いているほうも苦しくなり、終わった時には、 | 
| 何を聴いたのかわからなくなりかねない。。 | 
| ある美術の時間でへちまの絵を描いた。へちまを協調するために黒でまわり | 
| を囲めと、アドバイスを受け。< | 
| >た。おっちょこちょいな私は、全て黒で囲んでしまった。出来上がった絵は | 
| 何とも言えないくらい息苦しかった。友達のことを考えてみてもわかりやすい | 
| 。やたらとおしゃべりの人は最後は、結局何が言いたいの?でおわる事が多い | 
| かもしれない。また、二人でいるときなどは特に、相手がしゃべっているのに | 
| 追いつこうと自分も必死にしゃべらなければならない。疲れる。だからといっ | 
| て一言もしゃべってもらえないのは困る。無言状態になったらやはり自分から | 
| しゃべり出さなければならない。いちばんしゃべっていて疲れない、安心する | 
| のは、要点をしっかりまとめて、「間」をとって話してくれる人なのだ。 | 
| やはりすべてのことに余裕を持つことが大切なのである。つまり余裕という | 
| のは「間」のことで、話すにも、絵を描くにも「間」をつくることで心が安ら | 
| ぎ、安心するのである。これはとても大切なことである。 |