| 浪費習慣 | 
| アジサイ | の | 村 | の広場 | 
| はるる | / | くあ | 小6 | 
| インドではほうぼうの町角で自転車の修理屋を見かけた。そこの持ちこまれ | 
| るのも、いかにも実用品といった、さんざん使い古したしろものだ。実際徹底 | 
| 的に修理し再生して、とことんまで使いきるらしかった。しかし、日本の子供 | 
| たちは変速ギアのちいたしゃれたのを平気で公園に置き去りにしていく。イン | 
| ドの子供らが見たら何と思うだろう。子供たちの教育、心の問題としても、現 | 
| 在の日本のような経済力にまかせた浪費習慣は、よい影響を与えるとは考えに | 
| くい。 | 
| はっきりいって、この頃の子供は、ものを大切に使っていないと思う。ある | 
| 日のことである。私の友達のMさんに、 | 
| 「私ぃぃ、あの筆箱あきたからさぁぁ、新しいのほしいンだよねぇぇ。」 | 
| といわれた。私は思った。 | 
| 「なに。あの筆箱買ったの一ヶ月まえじゃないか。」 | 
| 「っていうか、あの筆箱可愛くないンだよね。」 | 
| 私は、驚いた。とにかく驚いた。しかし、私もたまにこういうことをするの | 
| で、人の振り見て我が振りなおせなのだが、、、、、、。 | 
| 今の例は、酷すぎると思うから、ばんばんと文句をいってかまないが、、ち | 
| ょっといいすぎのところもある。今の女の子が、たくさんペンを持っているか | 
| らといって、それをむだづかいといってしまうことだ。たしかに、はたからみ | 
| ればそうかんじるかもしれないが、絶対にあれはむだづかいではない。ちゃん | 
| と全部使っているし、シャーペンだってこわれたって捨てない。(可愛いから | 
| ) | 
| 浪費習慣とは、いいものとはいえないが、さきほどのMさんだってがまんす | 
| るときは、がまんをしている。浪費とは、人間にあるべきものなのだと思う。 |