| ヒユ |
| イチゴ | の | 谷 | の広場 |
| サキエル | / | えの | 中2 |
| 落ちて来たら |
| 今度は |
| もっと高く |
| もっともっと高く |
| 何度でも |
| 打ち上げよう |
| 美しい願いごとのように |
| 紙風船は打ち上げてもまたふわりふわりと落ちてきます。 |
| 願いごとも多くの場合、すーっと落ちてきます。 |
| この詩の命は、「美しい願い事のように」と言う |
| すばらしい「比喩」にあると言えるでしょう。 |
| フォークボールを投げる時はカーテンのひもをひくように投げるなど、 |
| バスケのレイアップシュートはボールをおいてくるようになどと言う時があ |
| る、 |
| これらは全て比喩である。 |
| 比喩には、わかりにくかった事がわかる、わかりやすくなるという事がある |
| 。 |
| ほかにも、「赤ん坊が激しく泣く」というのを「赤ん坊が火がついたように |
| 泣く」 |
| と言う。これは本当に火がついたのではなくて激しく泣いている様子をいう |
| 。 |
| だが、こちらの方がより激しく印象の強い表現になる。 |
| よく、「死ぬほど~だ」というけれど言った人は本当に死んだ事があるんかい |
| 。 |
| 今思うと、ことわざにはだいたいが比喩である。 |
| みんなは知らないうちに比喩を使っているが、その大切さを知らない。 |