| インドと日本 | 
| ウグイス | の | 村 | の広場 | 
| 慈子 | / | こち | 小6 | 
| インドではほうぼうの町角で自転車の修理屋を見かけた。間口一間くらいの | 
| 、新品自転車など一つも置いていない、寄せ集めの中古部品ばかりごだごだ重 | 
| なっている小さな店である。 | 
| 靴でも自転車でもタクシーでもバスでも、実際徹底的に修理して、再生して | 
| 、とことんまで使いきるらしかった。 | 
| 限りある地球上資源を、一方は富みにまかせて不必要に浪費し、一方ではど | 
| んな時もとことん使いきろうとする。 | 
| 私は、そんな事は、絶対にしない。それは、一度使ったものをもう一度使う | 
| のは、何だか気分が悪いし、汚いような気もする。 | 
| 日本では、使いたい放題で、一度使ったものは捨てる。また新しいものをか | 
| えばいい。 | 
| という状況になっている。そのため、みんなが、自分の商品を買って欲しい | 
| 。という風に、頑張っているので、日本がどんどん進歩している。 | 
| けれど、インドは、資源を大切にしているのか、もともとけちなのかよくわ | 
| からない。 | 
| もし、資源を大切にしているのだったら、やりすぎだと思う。もし、もとも | 
| とけちだったのなら、買う人の事を良く考えるといいと思う。新品のキレイで | 
| 少し高いのと、ボロボロでいかにも持ったら壊れそうな安いのなら、どっちを | 
| 選ぶだろうか。私だったら、キレイで少し高いのを選ぶだろう。 | 
| 資源を大切にする事も大切だ。けれど、買う人の気持ちを考えるのも大切だ | 
| と思う。 |