| 見てから知る | 
| イチゴ | の | 谷 | の広場 | 
| サキエル | / | えの | 中2 | 
| われわれは「知る」ということをとても大事な事として考えています。 | 
| しかしものごとを判別したり、それを味わった時には、その予備知識や固 | 
| 定観念がかえって邪魔になる事がある。 だからまず見ること、それに触れる | 
| こと、体験する事、そしてそこから得る直感を大事にする事、それが大切なの | 
| だ。 | 
| 実際にものを見たり接したりする時には、これまでの知識をいったんよこへ | 
| 置いておき、そして裸の心で自然にまた無心にそのものと接し、 | 
| そしてそこから得る直感を大切にし、そのあとであらためて、横に置いてい | 
| た | 
| 知識をふたたび引き戻して、それと照らし合わせる、 | 
| こんな事が出来れば素晴らしい事だ。 | 
| 人は、先入観でものを見てしまうことが多い。 | 
| 始め、絵を見ていて「へたくそー」と思っても「これピカソのだよ」と | 
| 言われれば「へー」と感心してしまう。(僕は、いつ見てもピカソの絵は変 | 
| だ) | 
| 直感で「へた」と思っても、世界的に評価が高くて有名なピカソと聞くと、 | 
| 思わず感心してしまう。 | 
| 大切なのは自分の目で物を見ることだ。なんにもとらわれずに | 
| 自分の力で物をみられれば一番良い。 |