| ガキorおばはん |
| イチゴ | の | 谷 | の広場 |
| 幸子 | / | あさも | 中2 |
| ユージーンの街では、障害者も対等に扱われた。障害者は障害者として保護 |
| されるよりも、傷つく事も含めて自ら経験することを望んでいる。障害者の自 |
| 由度は、社会の障害者に対する位置づけで決まる。人は、自分が一人前の人間 |
| 扱いされないのをいやがる。日本では、子どもは子ども扱い、老人は老人扱い |
| 、障害者は障害者扱いをする。 |
| このまえ、電車の中で老人ぽい人に席をゆずったら、むっとした顔で、「そ |
| んなにもうろくしとらん」みたいなことを言われた。「なんかちがうが、私も |
| 、学校の先生とかが、「この町には○×があります。○×っていうのは・・・ |
| 」などと説明したとき、゛○×"が習ったことのあるものだと、「そりゃー小 |
| 四のときに習ったっつーの」などと思ってしまう。 |
| 先週(7.2週)の長文で、赤ちゃん語の話がでていたが、今私がその、゛ |
| 赤ちゃん言葉"で話しかけられたら、無視するか、場合によっちゃあ、手が動 |
| いているだろう。また、「ねえ、おばさん」などと言われたら、問答無用では |
| りたおしているとおもう。 |
| 確かに、障害者を障害者として扱うことも大切だが、本人達は、一人前の人 |
| として扱われたいと思っている。「ライオンは、一匹のウサギを倒すためにも |
| 、全力を尽くす。」という言葉があるが、苦しくっても、全力を出しきること |
| が必要である。 |