| 家庭訪問 | 
| イチゴ | の | 村 | の広場 | 
| ラッキー7 | / | せあ | 小6 | 
| 明らかに急激に片づけたとバレる気がする。先生はやって来た。先生と母の | 
| 笑い声が聞こえてくる。私についての話なのに、何をそんな笑うのか、気にな | 
| るところである。笑い声がきこえればきこえたでき気になるし、静まれば静ま | 
| るで気になる。 | 
| 一学期の始め、家庭訪問がある。六年になって先生が代わったので、去年の | 
| 先生とは違ってその先生は部屋を見るというのだ。それを聞いて私は部屋をか | 
| たずけようと思ったが、私はとってもかたずけが嫌いだ。なので手が進まない | 
| 。その日は何もしなかった。次の日も、その次の日も家庭訪問の日まで何もし | 
| なかった。そして当日。私のところは、その日の一番最初なのだ。私は家に走 | 
| って帰って、部屋に散らかっている物をクロゼットの中に放り込んだ。そして | 
| 見た目をよくした。そして先生が来るのをまった。でも来なかった。私は、「 | 
| なんだよ~。」と「来なくって良かった。」の二つの気持ちがあった。そして次 | 
| の日。私は、先生に「昨日何を話したの?」と聞いた。先生は、「内緒。」と言っ | 
| た。私は少し気になった。今でも気になる。「何を話してたの?」と。 |