| これからの地球環境は |
| アジサイ | の | 滝 | の広場 |
| AE86 | / | えや | 中3 |
| 映画「地球交響曲」のシナリオハンティングのため、フィンランド北部ラッ |
| プランドの森を歩いた。ラップランドの夏の森に一歩足を踏み入れると、まず |
| 最初に出迎えてくれるのは、美しい若葉の緑でもなく、色鮮やかなか草花でも |
| なく、実はおびただしい数の蚊やブヨの大群なのだ。だから森に入る旅人は長 |
| 袖、長ズボン、そして蚊よけの帽子をかぶるのが鉄則となる。森の本当の美し |
| さは、嗅覚・聴覚・触覚など五感のすべてが開放されてこそ初めて見えてくる |
| ものなのだ。 |
| ラップランドの夏は短い。蚊たちはこの短い夏の間に、必死に生きて子孫を |
| 残そうとしている。そう思うと、刺されたときのかゆさは変わらないとしても |
| 、そのことに心乱されることからは少し開放されるような気がした。 |
| 今の世の中はすべてが人間中心に出来ている。しかし、それは人間には暮ら |
| しやすい環境かもしれないが、他の生き物にしてみれば暮らしにくいだろう。 |
| 人間とは自然の一員だ。僕の考えは「一員というだけでこの自然界を人間がだ |
| けが住みやすい環境にするのはチョット...」と思う。これからの時代はL |
| EVなどの低公害車などをどんどん生産するという。しかし、このようにする |
| のも、今まで人間が地球を汚してきたからではないだろうか。今、この世の中 |
| では「人間が一番頭が良い」と言われているが、僕は、一番とまでは行かない |
| かもしれないが頭が悪いと思っている。なぜなら、自分達で汚した地球を、ま |
| た自分達で苦労して元に戻さなくてはいけないのだ。よって僕はそう思う。 |
| これからは、もう少し環境のことを考えて、他の動物も住みやすい環境を作 |
| ってあげることも「一番頭が良い」と言われている人間の勤めなのではないだ |
| ろうか? |