| イギリス人は犬を躾ることが…を読んで |
| エンジュ | の | 泉 | の広場 |
| しっぽ | / | ほし | 小5 |
| イギリス人は、犬をどれいだと思っているため、躾が上手であるが、日本人 |
| は犬を友達だと思っているため、命令をすることが出来ず、ついあまやかして |
| しまう。つまり躾が下手なのだ。 |
| どう下手かというと…。例えば散歩をしている時だ。犬が先頭になって歩く |
| のは自分のほうがえらいと思っているからだ。なんだか、こっちが家来のよう |
| だ。 |
| 反対にイギリス人のほうは、犬などどうでもいい、と思っているため、日本 |
| 人が犬に対してかわいそうだと思うことも平気でする。犬の耳を切ったり、し |
| っぽをちょんぎったり…。「一寸の虫にも五分の魂」というように、日本人は |
| どんな小さな生き物でも大切にするために、こんなことは見ていられない。 |
| 私のまわりの犬は、ずいぶんとあまやかされている。飼い主が他の人と話し |
| ている時に、じっと座っていることが出来ず、グルグル吠えたり、うろうろ歩 |
| き回っていた。私が近くを通ると、かみついてきた。それなのに、その犬の飼 |
| い主は、犬を叱ることもなく、「あら、ごめんなさいねえ。」といった。なん |
| だか楽しんでいるようだ。治療代を下さい、という気持ちだ。 |
| 私は、もう少し犬を躾た方がいいと思う。 |