| 感じたこと |
| アジサイ | の | 泉 | の広場 |
| ミッキー | / | けく | 小5 |
| 科学態度などというと、たいへんむずかしいことのように思いがちである。 |
| でも、ものをよく見るということができれば、何かふに落ちないことがあった |
| とき「はてな。」「変だな。」と思うことができる。だから、習慣や常識にと |
| らわれていたのでは正しくものを見ることはできない。科学的態度とは、疑問 |
| を実験や調査によって解決しようとする態度である。これは、人間たちだれし |
| もが身につけておく必要のある生活態度であるといえよう。 |
| 私はこの長文を読んで、「そうだなあ、私もこの長文のいう通りのことがあ |
| ったなあ。…。」と思った。 |
| たとえば、「あれ、こわいよう。」と言われても、こわくなかったり、「楽 |
| しかったよ。」と言われても、つまらなかったり…。とてもたくさんある。こ |
| ういうこともあった。 |
| 「あ〜、痛かった。」 |
| ほとんどの人が、そういって保健室から出てきた。今日は、「鼻の検査の日 |
| 」なのだ。どうも、その耳鼻科の先生の治療が痛いらしいのだ。 |
| 「どんな感じに痛かったの?」 |
| そう聞く人もいた。でも、その中には |
| 「全然痛くなかったよ。」 |
| という人もいた。けれど、おく病な私は、「痛い。」という意見に耳を寄せ |
| ていたのだ。 |
| 「あー、やだよ〜。きんちょうするよ〜。見てもらいたくないよ〜。」 |
| そう、一人でぶつぶつ言いながら、手に人を書いて飲んでいた。(本物の人 |
| は飲んでいません。)そうしているうちに前の人は、早送りをしているかのよ |
| うにどんどんいなくなっていき、とうとう私の番になってしまったのだ。 |
| 「おねがいします。」 |
| 私は一言ポツンといい、きんちょうしながら椅子にすわった。 |
| (あれ、痛くない。全然痛くない。どうして??) |
| 痛くなかったのだ。どうしてみんなは「痛い」と言ったのか不思議になって |
| しまった。 |
| やっぱり、人は感情がちがうのか?それとも、鼻の形ががちがうのか?いや |
| 、たぶん感情が違うのだ。なぜって、人は個性豊かだ。にんにくが好きな人が |
| いれば、嫌いな人もいる。納豆が好きな人がいれば、もちろん、嫌いな人もい |
| る。人間だけではない。サルも、犬も個性がある。生きているものほとんどに |
| 個性がある。だから、感じることが違うのではないか?私はそう思う。つまり |
| 、もし私が治療を「痛い」と感じる人だったら「痛い」と感じているのだろう |
| 。(う〜ん、なんて言えばいいのかなあ??)他の人が感じたことは、自分が |
| 実際に感じたことと異なることがあるのだ…? |
| 私は、たとえ何人いても、人の感じたことは、自分の感じたことと違うとい |
| うことがわかった。つまり、 |
| 「百聞は一見にしかず」だ。そして、人が感じたことを、自分が感じたこと |
| と思わずに、挑戦してみることが大切だということがわかった。 |
| 私は今、何でも挑戦できるようにがんばっている。 |