| 衰弱したアイディンティティ |
| アジサイ | の | 滝 | の広場 |
| 中村 | / | きね | 中3 |
| 衰弱したアイディンディディのぎりぎりの補強、それを個人レベル、感覚レ |
| ベルでみればたぶん「清潔願望」になる。じぶんのなかになんの根拠もないまま |
| 、じぶんの同一性を確保しようとするなら、~ではないというかたちで、ネガ |
| ディブにじぶんを規定するしかない。そういうことすら不可能なとき、ぼくら |
| はじぶんでないもの、他なるものの感染、あるいはそれとの接触を徹底して回 |
| 避しようとする。ぼくらはじぶんの存在をじぶんという閉じられた領域のなか |
| に確認することはできない。要するにじぶんの存在が他者にとってわずかでも |
| 意味があること、そのことを感じられるかぎり、ひとはじぶんを見失わないで |
| いられる。 |
| 他の人にじぶんの存在を示すためには何か目立つことをしたりすることが多 |
| い。例えば、テストの点数を人より高く取ったり、野球やサッカーがうまいと |
| いうことである。僕の場合は、アメリカに行っていたということで他の人に存 |
| 在感を与えていた。 |
| 何も自慢したりできない場合は、いろいろな歌手や選手が嫌い好きで存在感 |
| を与えるのである。例えば、長嶋監督は嫌いだとか、でも巨人は好きだという |
| ことである。僕も昔は、友達とそいうことをいっていたことがよくあった。 |
| 相手にじぶんの存在感を与えるには、いろいろな努力が必要だと思う。「理 |
| 想に到達するための手段はまた、理想への到達を阻むものである。」という言 |
| 葉があるように、相手にじぶんの存在を示すためにはいろいろな問題に接触す |
| ることになるのである。 |