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  7月1日(土)から新学期
  通信生の住所シール・項目シールの使い方
  ペンネームの変更
  7.1週の山のたよりに賞状。7月から新しい賞品一覧に
  夏休み中の授業について
  中田選手がなぜ・・・(けんけん/すもも先生)
  どうすれば記憶力が高まるか(ふじのみや/ふじ先生)
  まるでそうじきみたいでした(ゆっきー/かき先生)
 
言葉の森新聞 2006年7月1週号 通算第941号
文責 中根克明(森川林)

7月1日(土)から新学期
 7月1日(土)から新学期が始まります。7月からの教材の説明は、教材に同封してあります。
 教材は6月28日ごろまでに届いているはずですが、万一まだ届いていないという場合はご連絡ください。
 教材の説明は、「学習の手引」にも載っています。
Http://www.mori7.com/mori/gate.html
通信生の住所シール・項目シールの使い方
 通信の生徒には、7.1週の山のたよりに住所シール・項目シールが同封されています。
 住所シールには、先生の住所が印刷されています。封筒用紙に貼ってお使いください。
 項目シールには、週ごとに項目シール又はバーコードシールが印刷されています。作文・感想文の週は、作文用紙に項目シールを貼り、清書の週は、項目シールは貼らずに、作文用紙の左上にバーコードシールを貼ってください。
ペンネームの変更
 ペンネームは、ご希望のものをつけることができます。
 これまでは、言葉の森に入会されたときの最初の設定を、姓名の名の方にしていました。しかし、名前が特定されやすいことから、生徒コードと同じにしました。
 ペンネームの変更を希望される方は、下記のページで編集してください。
Http://www.mori7.com/sato/hennsyuu.php

 ペンネームの字数の長さの制限はありませんが、あまり長いものは途中までしか表示されないことがあります。
 文字の種類は全角文字に限定します。これは、半角文字だと縦書き印刷のときに文字が横に表示されてしまうためです。例えば、アルファベットで「Kenちゃん」などとしたい場合は「Kenちゃん」となります。
7.1週の山のたよりに賞状。7月から新しい賞品一覧に
 7.1週の山のたよりに、前学期4〜6月分の賞状がついています。(4月以降に言葉の森に入られた方には、まだ賞状はありません)
 山のたよりの右上にクラウン数が表示されています。これは、毎学期の賞状のクラウン数を加算したものです。このクラウンは、「賞状の山」で賞品と交換できます。
 これまで賞品の注文は、ウェブから直接申し込むか、賞品引換券を先生あてに郵送するかの二つの方法をとっていました。しかし、先生あてに郵送する方法は、ウェブでの在庫表示が0になっているものを注文してしまうことも多いため廃止しました。
 したがって、賞品の注文はウェブからのみになります。

 新しい賞品一覧表は7月中に完成する予定です。言葉の森新聞でお知らせしますのでしばらくお待ちください。
 
夏休み中の授業について
 夏休み中の授業についてのご連絡です。

 言葉の森の7−9月の予定は、課題フォルダの中の予定表に書いてあります。

 夏休みは帰省したり塾の夏期講習に行ったりするために、通常の時間に授業を受けられない場合も多いと思います。その場合は次のようにしてください。

(1)通常の電話指導を受けられない分を、他の曜日や時間に振り替えて受講できます。平日午前9時〜午後7時50分、土曜午前9時〜11時50分の間に、直接教室にお電話ください。希望の週の課題の説明をします。事前の予約などは必要ありません。授業の振替は、7〜9月の間いつでもできます。電話0120−22−3987(045−830−1177)

(2)山のたよりの送付先や電話の宛先を、自宅以外にすることができます。帰省先や滞在先などで授業を受けることを希望される場合はご連絡ください。ただし曜日や時間を変更する場合は、先生から生徒にはお電話しませんので、生徒から直接教室にお電話をして説明を聞くようにしてください。

(3)8月のみ休会されるという場合でも受講料の返金はしませんので、できるだけほかの曜日や時間に振り替えて授業を受けてくださるようお願いします。ただし、(A)海外にホームステイで出かける場合、(B)病気治療のため入院する場合など、電話連絡のとれない状況での1ヶ月以上の休会は受講料の返金をしますのでご相談ください。

 なお、8月12日(土)より8月18日(金)までは、振替などの電話の受付もお休みとなりますのでご了承ください。
中田選手がなぜ・・・(けんけん/すもも先生)
 私は正直なところ、サッカーのことはよくわかりません。家族が大きな声を出してテレビ観戦していても、何がそんなにおもしろいのだろうと思うことも多いですし、だいだい「オフサイド」というルールがよくわからないのです。そんな私でもさすがに日本代表には何人か顔を名前が一致する選手がいます。その一人が中田英寿選手です。

 ワールドカップ開催を前に、家族が買い込んできたサッカー関連雑誌のひとつをぱらぱらと読んでいると、ある作家が中田選手について書いた文章がありました。その内容は彼のサッカーへの姿勢について書かれたものでしたがその中で特に印象に残った点が彼の語学力に関するものだったのです。よく知られているとおり、彼は英語もイタリア語も堪能なようです。それがとても大切なことだというのです。サッカー選手なのだから、サッカーで語ればよいのではないかと私は思っていました。しかし組織力も重要な要素となるサッカーでは、他のメンバーとの連携も大切なようです。そして、そのために語学は必須だというのです。

 自分の考えを人に伝える。その大切さや難しさを中田選手はよく理解しているのでしょう。そしてそのためには通訳を介するのではなく、自分の言葉で話したいと思ったのでしょう。私達は国語と外国語について区別して考えることが多いのですが、日本語だろうと外国語だろうと人に自分の思いをつたえるものとしては同じはたらきをするものです。その言葉について考え、その力をたくわえ、自分をいかに表現するのかと言う点ではまったくかわらないはずです。

 中田選手がなぜ外国で自分の力を出せたのか、その秘密は言葉のあったのかもしれません。そして、私達はその言葉を大切にして、しっかり自分のものにしていきたいものですね。
 
どうすれば記憶力が高まるか(ふじのみや/ふじ先生)
 ときどき、「今週は(学校の)テストなんです!」と、あせったようすの人がいます。テスト、大変ですね。私も、学生のころは、一晩で覚えなければならないテキストを見て、げっそりしていたものです(放っておくのが悪いんだけど)。
 さて、最近、ちょっとしたことをきっかけに、人間の記憶について調べてみました。「どうすれば記憶力が高まるか」を、簡単なレポートにまとめるのです。いつもテストに追われている高校生の子どもと、いろいろ試してみました。
………………………………………………………………………………………………
(1)見たことのない30個の英単語を制限時間を決めて覚える。
(2)普段の生活のなかから、よくある状況を6つ選び、実験の条件とする。
   ◇通常のとき(休日の朝、机の前にすわって、「さあ。覚えるか」とスタート)
   ◇運動後  (朝、1時間のジョギングをしたあと)
   ◇就寝前  (1日の予定を終え、「おやすみなさい」と寝る前)
   ◇激しい疲労(1日中テストでぐったり。前日は3時間しか寝ていない夜)
   ◇体調が悪いとき(風邪をひいて、夜、薬を飲んだあと)
   ◇ごほうびがもらえるとき(覚えた個数に応じて、おこづかいが!)
(3)12時間後、測定の前に、測定時の心身の状態をメモしておく。
(4)単語をどれだけ覚えているか10分間で測定、覚えていた単語の個数を記録する。
………………………………………………………………………………………………
さて、結果です。一番たくさん覚えることができたのは、どの条件だったと思いますか? それは……
★1位 ◇ごほうびがもらえるとき
 ★2位 ◇就寝前
  ★3位 ◇1時間の運動後
これらの結果から、記憶力が最も発揮されるには、◎確実な見返りが期待できる◎覚えた直後に、十分な睡眠を得られたこと。この2つの条件が満たされなければならないのではと、考えました。さらに調べてみると、この考えは間違ってはいないようです。
◎見返りが期待できる、つまり、「これを覚えると、自分が有利になる」と確実に約束されている場合、人間は「やる気」を出します。その「やる気」は、脳のメカニズムに大きな役割を果たすそうです。
 ふだん「あーあ。単語、覚えなくちゃなあ」と何となく勉強している場合、脳も単語の情報をそれほど必要だと判断していないのですが、単語を覚えることが自分の生死に関わることだとしたら、脳は生存のために単語を必要な情報とみなして、記憶スイッチが力強く入るのです。たとえば「これをすべて覚えないと、崖から落っこちる」などというときは、最強の記憶スイッチが入ってしまう(ありえない状況だけど)。生死や利益、いろいろありますが、ごほうびの価値が大きいと判断するほど、脳にとっては有効な刺激となり、記憶力アップにつながる……それならば、常にごほうびをもらえる約束を取り付けておけばよさそうですね。ところが、このような「ごほうびシステム」は残念ながら長続きしません。なぜなら、脳は見返りにたよる記憶方法に慣れてしまうのです。一度そうなってしまったら、脳は新しく入った必要な情報も「へーへー、またですか〜」と、必要性を軽く判断してしまうので、記憶が残りにくくなるそうです。
◎覚えた直後に、十分な睡眠が得られたとき
十分な睡眠、つまり夢を見るほど深い眠りが記憶には有効なようです。じつは、記憶を定着させるには、「眠ること」というより「夢を見ること」の方が大事なんだとか。脳の中には、記憶をつかさどる海馬という部分があるのですが、海馬は人間が夢を見ている間、起きていたときの記憶を引き出し、さらに記憶の中の情報を分別して、整理整頓する役割があります。夢を見るということは一度取り入れた情報を、必要なときに取り出しやすいように整理しているのだそうです。しかし、逆に睡眠をとらなければ、海馬は記憶を整理することができなくなり、起きている間に働こうとするので意識がもうろうとし、きっちりと働くことができず、記憶は定着せず、すぐに忘れ去られてしまう……。よく、試験前に一夜漬けをする人がいますが、記憶法としては、効率的とはいえないのですね。
 ちなみに、もっとも結果が悪かったのは、★体調が悪いとき(風邪をひいて、夜、薬を飲んだあと)でした。覚え始める前に、風邪薬を飲んだのですが、多くの風邪薬には脳にやる気を引き出させる物質の働きを抑える成分が入っているそうです。そのような薬を飲むと、その後に睡眠をとっても、覚えたことを脳の中で整理整頓できにくくなります。明日試験だという日は、薬は飲まないほうがいいということですね。 ※参考※『記憶力を強くする』池谷裕二
 
まるでそうじきみたいでした(ゆっきー/かき先生)
最近の作文から、何人かのお友だちの「光る言葉」を紹介します。

・「まず、カリカリっとドリルで はをつるつるにして、それからわたみたいなものをつめて、赤いかみをカミカミかんで……」
 歯医者に初めて行ったMちゃん(小2)の言葉。「カリカリ」「つるつる」「カミカミ」と音や様子を表す言葉がたくさん入っています。

・「たこをさわったとき、きゅうばんをさわってみたら、まるでそうじきみたいでした。どうしてかというと、ゆびを入れたら、ぎゅうっとつかんだからです。」
 水族館に行ったIちゃん(小2)の言葉。思わず、先生もきゅうばんをさわってみたくなりました。

・「金魚は『もう、きたない水から出して〜』というように動き回っていた。」
 Mちゃん(小4)の言葉。水そうの水がきたなくなっていることを、金魚の気持ちになって書いたところがいいね。

・「サバイバスターのけんが、まるで、おにのつのみたいで、ぞうみたいなかおでした。」
 Yくん(小1)の言葉。とても上手なたとえができました。どんなおもちゃか、本物を見てみたいな。

・「木からずるずるとすべって、まるでラジオ体そうをしているみたいなかっこうで落ちてしまいました。」
 山登りをしたMちゃん(小4)の言葉。ものすごいかっこうになってしまったんだね。

・「おもしろい本をたくさん読んでいって、そのおもしろさをみんなに伝えられたらいいなと思った。」
 読書体験を書いたRちゃん(小6)の言葉。自分だけで読書を楽しむのではなく、それをみんなにも伝えたい、という大きな心を持っているところがすてきです。

・「おねえちゃんのために、お肉のあぶらを切ってあげました。」
 自分でカレーライスを作ったKくん(小3)の言葉。あぶらがにが手なおねえちゃんのために、特別に切ってあげたそうです。やさしいね。

・「とてもかんたんな料理ですが、お母さんになる第一歩だと思いました。」
 たまごサラダを自分で作ったMちゃん(小4)の言葉。題名の「お母さんへの第一歩」もとても印象的でした。

・「もし、ぼくがコックさんだったら、みんなの体と気持ちがあたたかくなるカレーを作りたい。」
 カレー作りをしたHくん(小4)の言葉。読んでいた私まで、心が温まってきました。

・「弟にしか言わない『大すき』という言葉は私のたからものです。」
 Kちゃん(小4)の言葉。母の日にプレゼントをわたしたとき、お母さんが言ってくれた「大すき」の言葉が、本当にうれしかったんだね。

まだまだ、そのほかにも、光る言葉を書いているお友だちがいるのですが、一度に書ききれないので、次回、また、紹介しますね。お楽しみに。
 
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