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  2月11日(金)は「休み宿題」
  森の発表会では、みんなしっかり発表、質問、感想
  発表学習の意味――基礎学力クラスの授業を見て
  合格速報
 
言葉の森新聞
2022年2月1週号 通算第1693号

https://www.mori7.com/mori

森新聞
2月11日(金)は「休み宿題」

 カレンダーに記載してあるとおり、2月11日(金)は祭日のため「休み宿題」となります。
 作文個別と作文クラスの生徒は、ホームページの「授業の渚」か課題フォルダの「解説集」を参考に自宅でその週の課題を書いて提出してください。他の日に振替授業を受けることもできます。
「授業の渚」http://www.mori7.com/nagisa/index.php
「ヒントの池」http://www.mori7.com/mine/ike.php
 作文以外のクラスの生徒も他の日に振替授業を受けることができます。
森の発表会では、みんなしっかり発表、質問、感想
 1月29・30・31日と、森の発表会がありました。
 参加した生徒は、みんなしっかり発表をしてくれました。

 質問と感想は、発表会の参加者全員が言う形にしていますが、どの子も、ほかの人の発表について自分らしい質問や感想を言ってくれました。

 全員が発表でき、それを聞いている全員が質問や感想を言うというのが、この発表会の特徴です。
 学校などの30人以上のクラスでは、この「全員が言える」ということが時間的にできません。
 1時間程度で全員が発表・質問・感想を言えるためには、人数が6名ぐらいまでが限界だからです。

 自分の作品を発表し、ほかの人の作品について質問や感想を述べるという発表会では、子供たちの頭脳はフル回転します。人の話を受け身で聞いているときの頭脳の働きとは全く違う働き方をするのです。
 そういう授業参加の仕方が身につくと、ふだんの学校での勉強でも、主体的に聞き取ろうとする力が育ちます。
 そのせいか、創造発表クラスで、毎週発表している生徒は、不思議と成績がよくなるのです。
 主体的に勉強に取り組むという姿勢ができてくるためだと思います。
発表学習の意味――基礎学力クラスの授業を見て
 子供は、主体的に勉強することが好きです。
 読書紹介では、どの子も生き生きと自分の読んでいる本を発表します。

 小学5年生以上になると、2分という発表時間内に、その本の要約と、印象に残ったところと、自分なりの感想を過不足なく話してくれる子も出てきます。
 幼児や小学校低学年の子も、その本のいちばん面白かったところを、画面で表示させてくれます。

 時間がないときは、読書発表だけで終わって、そのあと普通の勉強に入りますが、時間のあるときは、読書紹介のあとに、聞いている人に、質問や感想を言ってもらいます。
 すると、子供たちは、どの子もよく発表を聞いていて、自分なりの質問や感想を言ってくれるのです。

 こういう発表や質問感想の時間は,普通の学校や塾の授業では、まずありません。
 オンライン4人クラスという枠の中でこそ、毎週のようにできることなのです。

 世の中では、アクティブ・ラーニングということがよく言われますが、本当の意味でアクティブ・ラーニングができるのは、参加する生徒が5人以下の場合だけです。
 10人以上のクラスでは、アクティブ・ラーニングということがそもそも成り立ちません。

 では、言葉の森のオンライン4人クラスで行っているアクティブ・ラーニング的な学習で何が身につくかと言うと、それは、頭脳の活性化と、主体的な学習姿勢なのです。

 どんなに優れた授業であっても、それをただ聞いているだけのときの頭脳の活性度は20パーセントぐらいだと思います。
 しかし、その授業について、数分後に自分がみんなの前で質問や感想を言うことになると、そのときの頭脳の活性度は100パーセントになります。それは、主体的に授業に参加するということだからです。

 こういう勉強の仕方をする子は、どの勉強に対しても、「自分だったらどうするか」という姿勢で授業に臨むようになります。すると、授業の内容が何倍も深く心の中に残るのです。

 そのせいか、創造発表クラスに参加した生徒は、どの子も成績がよくなります。
 大事なのは、勉強の中身や時間ではなく、その勉強に対する取り組み方の姿勢なのです。
合格速報
●明星学園中学校  S.K.さん

<担当講師より 1>
 おめでとうございます。複数のオンラインクラスで、いつも自主的な楽しい発表をしてきました。感想や意見を言い合う機会を積んできたことが、入試の面接で発揮されたそうです。

<担当講師より 2>
 おめでとうございます! 問題集読書や普段の読書もこつこつと続けてくれて、試験の読解問題も自信をもって解くことができたそうです。本当によかったです。


●法政大学現代福祉学部臨床心理学科 S.H.さん

<担当講師より>

もともと文章の上手な生徒さんで、自分の視野を広げようとしっかり意識を持ちながら課題に取り組んでいました。見事合格、おめでとうございます!


●京都府立園部高等学校付属中学校 T.M.さん

<担当講師より>

試験では国語の点数が一番良く作文もうまく書けたそうです。小2から言葉の森で学んでこられましたが、個性的でユニークな視点と考えをお持ちの生徒さんで私も毎週届く作文や感想文を読むのを楽しみにしています。
 
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