|
|
||
|
言葉の森新聞
2026年11月2週号 通算第1922号 https://www.mori7.com/mori |
森新聞 |
|
|
|
||
|
|
||||
|
■【重要】在籍生のご家族(ご兄弟・保護者・祖父母)の各種検定試験のご利用について |
|
在籍生のご家族(ご兄弟・保護者・祖父母)の方は、言葉の森の各種検定試験を無料でご利用いただけます。 生徒と同じ扱いにさせていただくために、「家族クラス」という仮のクラスにご参加いただくようになります。 言葉の森の体験学習のページからお申し込みください。 https://www.mori7.com/ftaikenn.php その際、(空き生徒コード)と書いてあるところで、ご希望のコードをお選びください。 https://www.mori7.com/sima/aki_tori.php 家族クラスの曜日時刻は、日7:00を選択してください。この曜日時刻は何にも関係しません。 お申込みいただいたあと、事務局からパスワードをご連絡します。 各種検定試験および音読マラソンには、そのコード・パスワードでご参加ください。 (団体コードは、aaa001となります。) 家族クラスの参加に関しては、何の義務もありません。 将来、在籍生の方が退会される場合は、家族クラスの参加も自動的に終了します。 ▼各種検定リスト 暗唱検定 https://www.mori7.com/ksa/ (現在は古典の暗唱ですが、今後、英語、難読漢字、一九一九などを追加する予定です。) 音読マラソン(音読検定) https://www.mori7.com/kso/ (現在は作文課題の長文の音読ですが、今後、読解検定の長文、記述検定の長文も追加する予定です。) 記述検定 https://www.mori7.com/ksk/ (現在は、10月と11月ですが、今後、年間の課題を入れる予定です。) 作文検定 https://www.mori7.com/kss/ (まだ工事中。言葉の森の作文指導と連係する予定です。) スピーチ検定 https://www.mori7.com/ksp/ (現在は100本程度のテーマですが、今後テーマを増やす予定です。) 図書検定 https://www.mori7.com/ksd/ (現在は360册の推薦図書ですが、今後冊数を増やす予定です。) 読解検定 https://www.mori7.com/ksd/ (新しい仕組みになりましたが、今後、これまでの読解検定と連係する予定です。) |
|
|
||||
| ■記述力を高める方法――記述検定で書くことに慣れること、読書で語彙力をつけること |
|
国語の問題というと読解問題が中心ですが、中学・高校・大学の難関校では読解問題はほとんどありません。 その理由は、学力のある生徒は、普通の読解問題では高得点を取れるので、試験の意味がなくなるからです。 学力の優秀な生徒に差をつけるような読解検定を作るのは極めて難しく、大学入試の共通テストでも問題を作成する人はかなり苦労していると思います。 だから、難関校の国語問題は、読解問題よりも記述問題が中心になるのです。 ところが、PISAのテストの結果や全国学力テストの結果を見てもわかるように、日本の生徒は記述が苦手です。 苦手というよりも、記述問題に答えを書くことを最初から諦める無答率が高いのです。 これは生徒の心理として、答えのある問題については安心して書けるが、答えのない問題については自分の考えで書くのをためらうという日本の文化的な心理があるからだとも思います。 ここで私の個人的な話になりますが、大学のある科目の試験で、内容のわからない記述問題が出たときに、それをすっかり全部埋めて合格したことがあります。 また、就職試験でも、勉強したことのない問題が出てきたとき、その場であれこれ考えて解答欄を全部埋めて合格したことがあります。 こういうことは、記述問題の得意な人にはよくあるようで、選択問題では○か×かはっきりしてしまうが、記述問題ではわからなくても自分なりに書けば何とかなることがあるということです。。 つまり、記述力のある人は、記述問題が得意だということです。 記述問題が苦手だということは、作文も苦手ということです。 逆に言えば、作文が得意な人は、記述問題も得意になるということです。 では、その記述力、作文力が得意になるためにはどうしたらいいかというと、第一はもちろん記述問題に慣れることです。 言葉の森の記述検定などを利用して、どんなテーマについても、時間内に必要な字数を書くという練習をしておくといいのです。 もう一つは、書き慣れることの土台にある、言葉が次々に出てくる力をつけておく必要があります。 言葉が次々に出てくる能力、それが読書力です。 本を読んでいるとその本に熱中して、人の声も聞こえないぐらいに読むということが、小学生の時期には時どきあります。 そういう子にとって、読書の文字の世界は、実際の現実的な世界と同じように臨場感がある世界です。 その臨場感のある世界を、文章によって体験した子は、自分が何かを考えるときに、その臨場感した体験の言葉を自然に使えるようになるのです。 つまり、大事なのは、そこで使う言葉が身体化されているということなのです。 記述力を高めるためには、記述問題に慣れること、そして読書で語彙力を増やすことです。 記述検定のページは、10月分と11月分の小3から高3までのそれぞれの学年の問題ができるようになっています。 https://www.mori7.com/ksk/ 12月分以降は、今後作成します。 記述検定は、キーボード入力だけでなく、音声入力もできるようになっています。 キーボード入力に慣れていない人は、音声入力で取り組んでください。 |
|
|
||||
| ■推薦図書リストの更新――全360冊のほとんどに新しい問題を作成 |
|
◆◆推薦図書リストを更新し、ほぼすべての図書に問題を作成 図書検定のリストを編集し、全360冊のほぼすべての図書に問題を新たに作成しました。 https://www.mori7.com/kst/ また、学年別の図書配分のバランスも見直しました。 学年ごとの級別の配分は、図書検定11級の小学1・2年生相当から、1級の高校3年生相当まで、各級30~40冊のリストで選んでいます。 ◆◆言葉の森の生徒・保護者の利用は無料です 図書検定は、他の検定試験や音読マラソンと同様、言葉の森の生徒・ご兄弟・保護者・祖父母の方のご利用は無料です。 保護者の方は、保護者用の個人コード(生徒コード)を新たに作れます。 https://www.mori7.com/sima/aki_tori.php 作成されましたら「個別れんらく」で、naneあてにご連絡ください。 ◆◆海外の生徒も利用できるようにKindle対応の本を中心に 推薦図書リストは、海外の生徒も利用できるように、Kindle化されている本を中心にしています。 ただし、Kindleは、読みたい本をすぐに入手でき、持ち運びにも便利ですが、小学3年生までは、できるだけ紙の本で読むといいです。 また、小学校高学年・中学生・高校生でも、面白かった本は紙の本として手元に置いておくといいです。 ◆◆選択問題2問と記述問題3問で、読書の内容を深める 図書検定の選択問題は、その本を読んでいれば分かるような基本的な問題が2問です。 選択問題の2問のほかに、記述問題が3問あります。 記述問題の内容は、「いちばん心に残ったこと」「似た話や似た例」「全体の感想」という、言葉の森の読書感想文の勉強と同じような内容になっています。 記述問題の字数は、60字から100字程度の短い文章で答えるようになっています。 読書は、本を読んで終わりではありません。 読んだことを自分の経験や考えと結びつけることで、読書の内容が自分のものになっていくのです。 また、記述問題は、テキスト入力(キーボード入力)とともに音声入力もできるので、小学校低学年の生徒も解答を入れられます。 ◆◆推薦図書リストを、昔の本屋さんのように利用しよう 昔の子供たちは、学校の帰り道に本屋さんがあったので、そこで立ち読みをしてから帰るということがよくありました。 本屋さんに寄って立ち読みをするという行動から、新しい本との出会いがあったという人も多かったと思います。 この推薦図書リストは、昔の帰り道にあった本屋さんの代わりとして活用してもらえればと思います。 読書で大切なのは、自分が読みたいと思っていた本を読むことだけではありません。 自分では選ばなかった本と偶然に出会うことも、読書の大きな楽しみです。 ◆◆中学生・高校生には、あえて難しい本もすすめたい 推薦図書リストには、中学生・高校生の級になると、かなり難しい本も並んでいます。 なぜ難しい本を読むのかというと、難しい本は、読んだときには十分に理解できなくても、あとになって自分の中に残るものがあるからです。 大雑把な言い方ですが、「易しい本を10冊読むよりも、難しい本を1冊読む方が価値がある」と私は考えています。 ◆◆難しい本を読む時間を、若いうちに持とう 社会に出て仕事をするようになると、難しい本を読むということはなかなかできなくなります。 だから、中学生、高校生のうちに、またその先の大学生のうちに、できるだけ難しい本を読んでいくといいのです。 今回更新した推薦図書リストを参考にして、ぜひ、これまで読んだことのない本を手に取ってみてください。 そして、面白い本だけでなく、少し難しそうだと思う本にも挑戦してみてください。 そのような読書の積み重ねが、将来の自分の考える力を育てていくのです。 |
|
|
||||
| ■漢字の書き取りの力をつけるにはどうしたらよいか――暗唱検定で漢字を覚える方法 |
|
漢字を読む力は、読書量に比例しています。 漢字を書く力は、書き取りの練習量に比例しています。 漢字の書き取りが苦手な子は、書き取りの勉強していないということです。 しかし、小学生で習う教育漢字だけで約千字もあるので、漢字の書き取りは、勉強してすぐできるようになるわけではありません。 漢字というのは文化的なもので、漢字文化圏の独自の文化です。 国語力の本質は、考える力・感じる心を育てることですが、欧米などの漢字圏でない人たちが、漢字を知らないからといって考える力や感じる心がないということはできません。 日本人は、日本語の中で考える力、感じる心を育んでいるということなのです。 漢字が読めることは大事ですが、書けないことはそれほど重要なことではありません。 日常生活では、社会人の多くの人が正しい漢字をネットで調べて書いています。 しかし、漢字を読む力は身体化された能力なので、自然にできるようにならなければなりません。 大事なのは漢字を読む力であって、漢字を書く力ではないのです。 漢字の書き取りは、それぞれの学年ごとに教科書に出てくる漢字をしっかり覚えていれば問題はありません。 しかし、そういう勉強の習慣のない子は、小学4、5、6年生の漢字が曖昧なまま、中学生、高校生、大学生、社会人になってしまうことがよくあります。 漢字の書き取りの間違いがわかるのは、作文を書くときです。 作文を手書きで書くと、「こんな簡単な漢字を間違えているんだ」と驚くようなことが、成績の優秀な生徒の中にもよくあります。 しかし、その子が将来、生活の中で漢字の書き取りに関して不自由なことがあるかというと、そういうことはほぼありません。 漢字に関しては、「大体こういう感じの漢字だった」ということはわかっていて、その漢字を読むことができればいいのです。 だから、漢字の書き取りに時間を費やすよりも、読む力をつけることに時間を費やすことが大事です。 そうは言っても、漢字の書き取りぐらいはちゃんとできた方がいいという人も多いと思います。 そのための方法は、同じ漢字を20マスの原稿用紙に同じように20回書くことです。 漢字の書き取りの力をつけるのに、工夫した方法などを考える必要はありません。 漢字の書き取りの基本は、繰り返し書くことです。 20回同じ漢字を書くと、手が自然に覚えます。 単純な勉強は、単純にやっていくことが大事なのです。 ところが、もう一つ新しい方法があります。 それは、漢字の書き方を暗唱で唱えて覚えることです。 例えば、意外に間違いやすい「友達」の「達」という字です。 これを、「土、点々、横、横、横、縦、しんにょう」などと暗唱で覚えれば、自然に書き順もわかります。 しんにょうの中を、幸福の「幸」という字で書いてしまう人が多いのですが、この暗唱の方法なら間違いません。 「憂鬱」の「鬱」という字は、何回覚えても書けないものですが、これも暗唱で覚えるとすると、「木、缶、木、ワに、米、ヒに3本」などと覚えることができます。 「鬱」には、「リンカーンはアメリカでコーヒーを三杯飲んだ」という覚え方もあります。 もっと初歩的なひらがなやカタカナでも同じです。 例えば、「まみむめも」の「も」という字は、「しっぽを書いて、横、横」と覚えることができます。 カタカナの「サシスセソ」の「シ」の字と、「タチツテト」の「ツ」の字は、同じようになりやすいものです。 「シ」の場合は「点々、下からすくい上げ」、「ツ」の場合は「点々、上から斜めにスー」などと覚えることができます。 こういうことを暗唱検定の仕組みで行うのです。 |
|
|