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言葉の森新聞2026年4月2週号 通算第1894号 枝 0 / 節 1 / ID 印刷設定:左余白12 右余白8 上下余白8
  ■1.知識偏重の教育から思考力重視の教育へ――AIと独自アルゴリズムを組み合わせた「日本語作文検定」がリニューアル
  ■2.AIによる作文評価で大事なのは、悪いところを直すのではなく良いところを伸ばすこと。そして、揺れのある評価ではなく固定した評価であること
  ■3.【合格速報】
 
言葉の森新聞
2026年4月2週号 通算第1894号

https://www.mori7.com/mori

森新聞
枝 1 / 節 2 / ID
1.知識偏重の教育から思考力重視の教育へ――AIと独自アルゴリズムを組み合わせた「日本語作文検定」がリニューアル
枝 4 / 節 3 / ID 37153
 教育現場では評価のしやすさから知識中心の指導が広がっています。
 しかし、これからの時代に求められるのは思考力であり、その育成には作文学習の日常化が有効です。
 言葉の森は、AIによる内容評価と特許取得済みの独自アルゴリズムによる語彙力評価を組み合わせた「日本語作文検定」をリニューアルし、教師の負担軽減と生徒の作文力向上を同時に実現します。

■背景:作文教育が広がらない二つの壁

 作文教育には長年、二つの課題がありました。
 一つは評価の主観性です。評価の根拠がブラックボックスになりがちな指導では、生徒の学習意欲が続きません。
 もう一つは教師の負担です。添削・講評には多くの時間がかかるため、日常的な作文指導に踏み出せない現場が少なくありません。

■解決策:二つの評価が作文教育を変える

 作文検定は以下の二本の柱で構成されています。

 第一に、AIによる内容評価:生徒の作文の内容を丁寧に読み取り、温かみのある講評を返します。

 第二に、独自アルゴリズムによる語彙力評価:作文に用いられた語彙力を客観的に数値化します。(特許得済み)
 語彙力評価は、これまでに103,000件以上の評価実績があり(当社データベース調べ)、人間による評価と相関が高いことが明らかになっています。

 この二つの評価により、教師は添削作業から解放され生徒の作文を深く読む指導が可能になります。
 生徒は客観的なフィードバックによって学習の方向が明確になり、作文学習に意欲的に取り組めるようになります。
■今後の展望

 言葉の森は、作文教育の普及こそが、日本の教育を知識偏重から思考力重視へと変える鍵であると確信しています。
 日本に作文教育を広め、知識偏重から思考力重視への教育転換の一助となるよう取り組んでいきます。
枝 6 / 節 4 / ID 37154
作者コード:
2.AIによる作文評価で大事なのは、悪いところを直すのではなく良いところを伸ばすこと。そして、揺れのある評価ではなく固定した評価であること 枝 4 / 節 5 / ID 37175
◆動画 https://youtu.be/Iq2if4gW0Zo

●AI評価の得意分野とその限界

 AIを使えば、作文評価は簡単にできます。
 特に間違いを指摘したり、悪いところを直したりすることはAIの得意分野です。
 なぜなら、間違い直しや欠点探しは、AIがこれまでに習得した知識が答えとして豊富にあるからです。

 難しいのは、良い文章をより良くするためにどうしたらいいのかという評価をすることです。
 なぜなら、より良い文章というのは答えがないからです。

●欠点の修正より長所の伸長が重要な理由

 間違いを直すとか欠点を直すとかいうのは、小学校低学年の作文や外国人の日本語作文に当てはまることです。
 普通に文章を書く実力のある中学生や高校生には、欠点を直すという評価自体が不要です。

 中学生や高校生の文章で大事なことは、欠点を直してもらうことではなく、良い文章を書くためにはどうしたらいいかということについてアドバイスしてもらうことです。

●AI評価の揺れとブラックボックス問題

 また、AIによる作文評価の弱点は、常に多少の揺れがあることです。
 同じ作文を別の日に評価させたとしたときに、全く同じ評価ということはありません。
 また、異なる人間が同じような作文を書いた場合も、その評価は微妙に異なります。

 そして、更に重要なことは、その評価の背景がブラックボックスになっていることです。
 これは人間が行う作文評価と同じで、評価される側はなぜその評価になったのかがわからないまま評価されているのです。
 これは、教育ではありません。単なるランク付けです。

●作文検定の評価の特徴と意義

 言葉の森の作文検定は、作文の模擬試験や添削サービスとはこの二つの点で異なります。

 第一は、欠点を直すことよりも長所を伸ばすことを中心に評価していることです。
 普通に文章力のある生徒であれば、直すような欠点などありません。

 第二に、評価の基準を、AIではなく独自のアルゴリズムによって行っていることです。
 そのために評価の理由がオープンであり、また評価そのものが固定したものになっているのです。

 独自のアルゴリズムとは、作文中の語彙を品詞や働き、表現の種類ごとに分類し、その出現頻度やバランスをもとに文章の質を評価する仕組みです。
 人間の評価と高い一致度を持つことが確認されており、その手法は特許を取得しています。
枝 6 / 節 6 / ID 37176
作者コード:
3.【合格速報】 枝 4 / 節 7 / ID 37155
●岐阜県立大垣北高校・滝高校・鶯谷高校(特待) Y.Y.さん

<担当講師より>

 広い視野と深い思考力、高い教養に裏打ちされた傑作を書き続けてくれているYちゃん、合格おめでとうございます!作文では、要約なしでも森リン90点台に到達するほど実力を積み上げてきてくれました。持ち前の思考力と向学心を活かして塾に通わず、自分で自分の勉強と向き合い見事合格されたことがYちゃんらしくてとても素敵です。楽しく充実した高校生活を送って下さいね!これからも一緒にがんばっていきましょう。


●日本大学経済学部 S.A.さん

<担当講師より>

 根気よくコツコツと努力した成果が実りました。
 本大学では作文はなかったようですが、作文で論理的な思考力を深めたことも合格につながったのだと思います。
 とても意識が高く、入学後も資格取得などを目指すそうです。頑張ってほしいです。
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