書いた人は森川 林 on 98/09/24 07:15:13:
コメント先: Re: 日の丸・君が代は、まず調査を posted by 中久喜 on 98/09/24 00:17:58:
日の丸・君が代の論争は、本質の論争でなく、シンボルの論争なので、過激になりやすいところがあります。本質的なところでは一致できることもシンボルでは一致できないことがあります。
ということを断ったうえで。
今は、日の丸・君が代が左右の勢力の綱引きの焦点になっているとは思っていません。では、どこが焦点になっているかというと、民主主義をさらに広範に徹底するか、民主主義の及ばない部分を残しつづけるかということで、これが政治的にも経済的にも日本の社会のあらゆる分野で焦点になっていることだと思います。
日の丸・君が代の問題のような話は、本当は、中学・高校で賛成反対両方の本を読ませて生徒に感想文を書かせれば(^_^;)いいと思うのですが、そういうことがなされていないところに今の教育の問題があります。(お、だんだん、話が脱線してきた)
宗教についても、「エホバの証人」の人の話と、それに反対する意見の人の両方の話を聞いて、生徒に考えさせるような授業があればいいのですが、そういうことが一般的な教養としてなされていないから、大学生になったり社会人になったりして、たまたま読んだ本や、たまたまであった人に宗教の話をされたときに、免疫ができていないからすぐに感染してしまうというところがあると思います。
この感染というのは、宗教に感染するだけでなく、反宗教に感染することも含めてです。つまり、柔軟な考えができなくて、一途なステレオタイプ的な考えになってしまうということです。
話がずれてきましたが……(^^ゞ