書いた人はタカヒロ on 12月 13, 1997 at 03:54:56:
コメント先: マンガでつく考える力って? posted by 森川林 on 12月 12, 1997 at 06:50:24:
>足腰の力でも、車に乗ってばかりいると、だんだん弱くなってくるでしょ。
だから、国語力は足腰じゃないでしょう。
足腰は、ほぼ絶対的に重要です。国語力はそんな重要なものじゃないんです。
私が例えるなら、
「便利な先端機器にばかり慣れていると、古い機器のしくみがわからなくなる。」
国語力の重要さはその程度です。
>読書によって身につくものは、世界を表現したり理解したりするため
必要な語彙や思想だと思います。
「活字」世界を表現したり理解するために、でしょ。
実にわかりにくい、まどろっこしい活字文化を、
少なくとも教育者たちは変えていくつもりでなくては駄目でしょうが。
>しかし、日本と世界の政治や文化の方向を左右するような事柄については、
>すべての人が教養として自分なりの意見を述べられるようにようにしておい
>たほうがいいと思うの
確かに今は活字に慣れないと文化を理解するのも難しいですが、だからこそ
(まあ、私は棚に上げまして)かろうじて国語力のある我々が、次の世代へ
「活字でない解りやすい文化」を残すための捨て石にならないと。
特にこれは「未来教育フォーラム」です。
もし若者の国語力が衰退しつつあるのなら、それを呼び戻すのではなく、
彼らにあわせた新しい文化を考えていかなくては駄目ではないですか。
どなたでも、反論あったらください。