創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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私の目標 かいよ
「今年の目標」そう書かれた紙が1枚。(書き出しの工夫)自己紹介を書く紙だ。私は筆箱から鉛筆を出し、出来るだけ丁寧にこう書いた。「忘れ物を無くす」
この目標を選んだのは、2つの理由がある。1つ目は、もう中学生になったので「必要な物は用意する」という最低限のことは出来るようにしなくてはならないと気持ちを改めたから。鉛筆でも、教科書でも持っていかなければならない物を忘れて困るのは自分。中学生になると勉強の内容も小学生のときとは少し難しくなるので、忘れ物をして授業に集中できないために焦るのも自分なのだから。2つ目は、小学生の時に忘れ物が多いと怒られていたから。ある時の私は、どうしても身の回りの整理が出来ない。もらったプリントはなくしてばかり。鉛筆や消しゴムが筆箱から逃げていくのも稀なことではない。そんな生徒だった。
私は、おそらく毎年同じこの目標をたてている。やり方は思いついても、そのうち面倒くさくなり持続できなかったため、目標を達成できなかったのだ。だから今年は方法を持続できるように努力していきたい。
目標は、人を育てる物だと思う。その目標を達成しようと工夫するところでも、達成したところでも、その場その場で成長していると思うから。再び思い返す私を育てるもの。「今年の目標」
講評 jun
情景での書き出し、工夫しましたね。「忘れ物をなくす」という目標を選んだ理由を二つ挙げたところはとてもわかりやすいです。
目標とは人間にとってどんな意味があるのかを考えてまとめた結びもお見事です。目標があるからこそ、人は成長するのでしょうね。
▲体言止めの文が多いところがやや気になるので注意しましょう。
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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