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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   長所と短所とは・・・   くろーばー

 人間には必ず誰にでも長所と短所がある。良い所しかない人はいないし、逆に悪い所しかない人もいない。長所と短所は人間にとって付き物であり、またそれがなくては個性も何も無くなってしまうかもしれない。長所とはその人の良いところ、特に優れていることなどを指す。例えば『明るい』、『字が上手い』、『誰とでも仲良く出来る』などだ。短所はあまり好ましくないところ、直したほうが良いところなどだ。(『自己中』、『面倒臭がりや』、『飽きっぽい』などなど)私が私自身の長所・短所を思い浮かべるとすれば、長所・・・立ち直りが早い(?)、一応集中力がある、短所は大雑把なところだと思う。大雑把と言うのは性格なので(笑)、直せるかどうかは不明だが、集中力がある(一旦集中すればの話で、それまでが長い)のはまぁマシかなとおもう。
 確かに長所を伸ばすのは大切なことだ。例えば私が習っているバレエでは、コンクールなどで上位入賞するためには確かなテクニックと表現力・音楽性・素質・そして他の誰よりも得意ななにかが無くてはダメなのだそうだ。何か、と言うのは感情込めた踊り方でも良いし、誰にも負けないバランス力とか、どんなものでも良い。なぜかというと、それは見ている人を自分にだけ引き付ける個性と上手さがなければプロとして舞台で踊っていくのは難しいとされているからだ。皆が二回転できるから私も、ではなく誰も出来ない○回転ができて初めて『おぉっ』と思ってもらえるらしい。そうして目に留めてもらえればラッキーで、上の階級にあがったり良い役をもらえたりする。このように得意技や得意とするものを伸ばしていくことで上手く見えたり、調子がよければ苦手なものまで出来ちゃったりすることもしばしばあると思う。長所で短所がカバーできれば尚更良い。
 しかし、短所を直すことも必要だと言う見方もある。Aばかり出来てBはさっぱり出来ない人はAに関することばかり任せられて余計にBが出来なくなる事が多い。人と話すのが苦手な人は計算や事務の仕事がバリバリこなせるキャリアウーマンだったりして、結局人と話すのが苦手なまま終わってしまうこともあるのでは、と思う。でもやはりバランスの取れた人になるためには苦手なことに取り組んだり、積極的に短所を無くせるようにしようとしていかなければならない。私の場合はもっと全体的に丁寧になれればいいのだろうか・・・?果たしてそれは実現できるのなどうか分からないが(笑)、そうしたほうが良いと自分でも自覚だけはしている(^_^;)。バレエでも(またバレエの話が出ましたね・・・)、テクニックにばらつきがあるダンサーは美しくないし、やはりたくさんのレパートリーを持っていて何でも踊れる方が素敵である★!!。飛べて回れて止まれて表現できる、それがダンサーに求められている事だし、嫌いな踊りにもきちんと取り組む姿勢を見せなければ鳴らないと思う。
 長所を伸ばすことも短所を伸ばすこともどちらも同じ位大切だ。だが、一番大切なのはそれを通して自分自身を向上させると言う『目的』である≪総合化の主題≫。長所、あるいは短所を伸ばすと言うのはそのための手段でしかないと言うことを頭に入れておかなければならない。始めることも大切だが、やり遂げることのほうがもっと大切である、と言うようにやり始めてからやり方の件でじたばたするよりもその目的のほうが重要だ。私はこれから、長所と短所を存分に生かし続ける人でありたい。

   講評   kirara

 新学期の初めから、すばらしい作文になりました。
 <<こうせい>>今回のように、二本の柱をたてる感覚で意見を二つ書いていきましょう。似たような内容の意見ではなく、相対するものがいいですね。もちろん、今回もこれで完璧ですよ。
 <<だいざい>>バレエの題材が、非常にわかりやすいです。クローバーちゃん自身の経験なので、説得力もありますね。テーマに合わせて題材をしっかりと選べる力も、見事です。
 <<ひょうげん>>確かに、とちゅうで投げ出したものは「やりました」と言ってもうそになるかもしれませんよね。私自身が三日坊主なので、反省させられる名言です。
 <<しゅだい>>「こうせい」のところに「二本の柱」と書きましたが、「二本の柱も大事だが、もっとたいせつなのはそれを立てるための土台だ。」というふうに論をすすめていく練習です。今回もきちんとできているので何も心配はいりませんよ。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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