対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   あだ名というもの   アトム

僕は学校で、「アトム」と呼ばれている。僕は、その名前が好きで、それをあだ名として呼んでくれることを、いつもうれしく思っている。僕の場合は、名前とあだ名が同じなのだが、何か親しみを感じ、そして友達っていいなと思う。だから僕はあだ名はあったほうがいいと思う。その理由は二つある。(是非の主題)
第一の理由は、お互いの関係が近くなることだ。たとえば、「00君」サッカーしようぜなんてあんまり言わない。ふつうは「00君」サッカーをしませんか?という会話になってしまう。それではかしこまっていて、話しにくい。しかしそこがあだ名だったらと考えてみると、友達らしくなります。言葉使いに気をつけなくても気楽に話せる。それはとてもいい事だと思ったからだ。(複数の理由)
第二の理由として、聞き手の気持ちよさがあげられる。たいていのあだ名は自分自身の特徴などから生まれてくる。自分の特徴を良く見てあだ名を考えてくれるのは、仲がいい証拠だ。なぜなら友達として親しみが無いと、あだ名で呼ぶというのは難しい。親しみがありお互い許しあえるからこそあだ名で呼ぶことが出来るのだ。(体験実例)(複数の理由2)
あだ名は悪口とちがう。それは分かってもらいたい。よく、太っている人に「デブ子」とか、「ブタ」とか呼んだりするのは、あだ名でなくいじめだ。しかしあだ名は、呼ばれても、みんなで笑うことができる。あだ名が凶器になったら、それはもうあだ名ではなくなっていじめになるのだ。一人の敵をつくらぬ者は一人の友も持たないという名言があるが、(名言の引用)世の中には敵が山ほどいる。だが、その仲でも仲間を大切にして生きていかなければいけないのだ。(反対意見への理解)

   講評   sarada

初めて意見文に挑戦したね?! 意見文の構成を覚えてしまいましょう。
身近な話題から【是非の主題】にはじょうずにいけたね。アトム君のように、あだ名と名前がいっしょっていうのは貴重だね!
【理由一】【理由二】ともにしっかり書いていますね。どちらもしっかりとした理由です。それに続く【体験実例】をもう少し「できごと」 としてくわしく書いてくれるといいな。感想文での【似た話】のようにね。
【反対意見への理解】は「確かにあだ名は人を傷つけるものではあってはならない。」 と一文を作ってから、状況が説明されるとわかりやすいね。【名言】のあとには自分の意見をまとめ、もう一度【是非の主題】に戻りましょう。


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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