国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
小学1・2年生
小学3・4年生
小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
私にとって本は いほめ
読書の方は、設備も要らず、どこへ出かけるのにも及ばず、相手とも相談せず、気の向くままにいつでもどこでもでき、老人子供、病人でも、多くの場合には、それぞれ楽しめます。「ヴィジュァル」情報と言葉による情報(そのひとつが活字情報)とは、互いに他を補うので、一方が他方を駆逐するのではないし、一方が他方に変わるのでもありません。対象を移して、好奇心の満足を広げていくこともできるでしょう。本をたくさん読むということは、日本語をたくさん読むということであり、日本語による表現の多様性、その美しさと魅力を知るということでもあるでしょう。(要約)
私は、本が大好きだ。学校へ行く時はもちろん、出かけるときには必ず本を持っていく。本は多少内容が似ているものがあっても、内容が全く同じ物は無い。私は一度読んでしまうと内容がわかってしまい、二回はあまり読まないのだが、気に入ったところがあると、そこを何回か読んでしまう。家にいるときに、かって読んでいないもの(あるいは途中の物)があるとひまなときや勉強の合間に、必ず読む。面白いところで終わっているものは、この先どうなるのだろうと考えてしまう。私は前に、かばんに一冊本を入れておいて、何冊かの本を同時に読んでいた時があった。だが、読んでいくうちに話が頭の中で混ざって、何の本にどんな出来事が起きたのか、良くわかんなくなってしまった。まるで二兎追うものは一兎も得ず、のようだ。いくら本が好きでも読むのは一冊で後は読み終わってからの方が混乱せずに楽しめそうだ。最近は、私にとって本を読む事は大事な日課のひとつだ。
私と同様(それ以上?)に姉も本が好きだ。だが、姉は一度読み出すとなかなか止まらない。それは家でも、どこかおけいこに行っていても、だ。家にいるときは、母がやめなさいといっている。だが、なかなか止めずに母の怒る原因にもなる。おけいこにいっている時は、行った先に本があると、読んでしまっている時があったので、そのときは私が取り上げていた。姉と私は同じ本を読んでいてそれが話題になることもある。なんとかかわいーとかいいながらご飯を食べる事もある。姉と私は本を読む事も本の話をすることもすきなのだ。
読書は人間にとって知識を与えたり、楽しみを与えたりするものである。
講評 jun
要約は内容的にはよくまとまっています。元の長文が敬体のときは常体に直すといいですよ。
読書に関する体験実例もたっぷり書けましたね。ことわざを使ったたとえもうまいです。
結びの段落が一文だけになってしまったので、もう少しボリュームアップしてみましょう。
▲「わかんなくなって」→「わからなくなって」
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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