国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   何を持つか何を持たないか   ブルーのインコ

だれしもの人生のどんな一部を切り取っても日々の光景のどこかしらに、いつでもきまってくずかごが、きっと一つは置かれているはずなのに日々にかかせぬ家具として重んじられているとはいえない。どうして、くずかごはまるで日のあたらない場所におかれたまま、いつもあたかもないものごとくにしかおもわれないのだろうか。くずかごは、どうあれ、もっと親しい毎日のくらし仲間なので、部屋におおきなくずかごを一つ、こころのひろい友人として置くだけで、何かが変わってくる。
 ぼくは、小さいころ道を歩いている時に押し売りの人にラジコンカーを買いませんかと言われました。ぼくは、ラジコンカーが前からほしかったので、
 「ああ、いいな。」
と言いました。そうすると、お母さんが買ってくれました。ぼくは、あまりおもちゃを持っていなかったので、お母さんが買ってくれたんだと思います。買ってもらったときは、うれしかったけど、一年後にはガラクタになって見えない所においてあります。たまに見ると、そんなほどでもないけれど、損をしたと思いました。 
 ぼくは、どこにもあって普通のそんざいだけど、とてもすごい事をやる物を知っています。それは木です。木はどこにもあるヒーローで、二酸化炭素を吸い取って、酸素にしてくれます。人間は酸素を吸って、二酸化炭素を出します。つまり、酸素がなくなってしまうのです。やはり、木がないと死んでしまうのです。だから、木を切り、何かを建てたりするのは、よしたほうがいいとぼくは思います。
 ぼくは、この長文を読んで大切なのは、何を持つかではなく、何を持たないかである事と縁の下の力持ちのように影が薄い物でも、重要な事をしているのがわかりました。

   講評   wao

 ブルーのインコくん、こんにちは。今回、感想文でしたが、字数をがんばりましたね。
 要約は、ポイントは押さえてありますが、「必要」「不必要」という言葉も使ってみたほうがいいでしょう。
 体験実例として、ラジコンカーの話を書くことができました。この長文にピッタリの内容ですね。買って損をしたという話は、誰でもあるものですよね。先生も、いらないものがいっぱいあります(^^;) 
 もう1つの似た話として、木について書くことができました。たしかに木というのはどこにでもあるけれど、日常生活で注目されることはあまりないですね。木にはいろいろな役割がありますね。
 「縁の下の力持ちのように影が薄い物でも、重要な事をしているのがわかりました。」いいまとめかたですね。

<お母様へ>
 「木」について、子どもが読みやすい本としては、環境学習シリーズ6「森からのおくりもの」というものが出ています。書店でごらんになってみて下さい。




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