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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   変化をどう考えるか   はっしー

 ラレルは、四つの仕事を同時に受け持つ、実によく働く勤勉な助動詞である。ラレルは使い分けが複雑で面倒くさい助動詞だと見られがちである。同時に、日本語にはもうひとつ、複雑で面倒なものがあってそれが敬語である。しかしそのラレルは省略されない。何故だろうか。                                  
 今まで使われてきた伝統のようなものにはよさがある。例えば近所のお祭などは夏の風物詩としていまでも日本人の心の中に深く根強いている。年末に行われる除夜の鐘などもそうだ。大晦日はあれがないと終わらないともいえるほど重要であるといえる。     
 一方で新しく便利なものにも当然よさがある。たぶん一番便利になって助かるものは洗濯機だろう。昔はたらいなどの冷たい水の中に手を通込まなければいけなかったが、いまではもうかわった。この世の中では保守的ではやっていけないものが多々あるようだ、個人的には保守的という言葉は嫌いである。                      
 確かに古く昔から伝わってきたものにも新しいものにもよさがある。しかし、「出来上がった規則を何とか守ろうとするよりも、実態に合わせて規則を変えていくことが、真に規則を生かす道である。」という名言があるように、この世の中の動向にあったことを見極めることが大切だと思う。                             

   講評   jun

 キーワードが抜けていたため◎にならなかった項目もありますが、構成も内容もしっかり書けています。今学期の目標字数も突破しましたね。
 複数の意見は、伝統のよさと新しく便利なもののよさを対比的に書くことができました。実例もわかりやすいです。「保守的という言葉は嫌い」という文がありますが、好き嫌いという言葉は、小論文の場合には使わない方がよいでしょう。
 古い新しいに関係なく、今の世の中の動向にマッチするものを見極めていくことが大切だという総合化の意見もうなずけます。名言もぴったりのものを引用することができました。
                              

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