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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   読書とその魅力   マッチー

 読書の楽しみは一人でできる楽しみだ。道具や設備も要らず、どこかへ出かけるにも及ばず、気の向くままにいつでもどこでもできる。こんな便利な娯楽はめったにない。読書に共通の楽しみがあるとすれば、それは知的好奇心のほとんど無制限な満足ということになるかもしれない。日本語による表現の多様性やその美しさと魅力を知ることもまた読書の楽しみの一つだ。(要約)
 ぼくは今年の春休みに「バッテリー」という本を全巻読んだ。それは最初お父さんが買ってきたもので児童書ということでぼくに勧めてくれたものだ。この春に映画化されたこともあって話題になっていた。1巻から6巻まであり、ほぼ毎日2冊づつ読んでいった。映画は結局見なかったが、早く次の巻が読みたくなるくらいとてもワクワクハラハラしたいい内容だった。本を読むことはその話の内容を自分だけの映像に作り変えることだと思う。それはまるで自分がその中の空間に入り込んでしまったかのような不思議な体験だ。本が映画化された時、本を読んだ後、その映画を見ると何か物足りないような感じを受けることがある。自分の思い描いたイメージが、映画のイメージとずれていることによるものだろう。だからぼくはなるべく同じ時期に両方を読んだり、見たりしないようにしている。どうしても先に見た(読んだ)方の印象がしばらくは強く残るからである。
 ぼくの好きな読書のジャンルは歴史ものと伝記だ。歴史上の人物や有名な人の行き方に心引かれる事が多く、とても興味深いからだ。夜寝る前には大概なにか読んでいる。時々伝記を読んでいるとそのまま眠ってしまっていて、おかあさんに
「電気(伝記)ついたまま寝とったなあ」(ユーモア)
と言われることもしばしばである。逆におもしろくてなかなか眠れなく気がついたら深夜0時ということもあった。世界一周旅行は今のぼくにとって現実にはまず不可能だが、世界のことについて書かれた本を読めば家に居ながらにしてそれに近い体験を少しでも味わうことができる。歴史の本を読むことによって、タイムマシンにのって過去にさかのぼったような気分になれる。読書は本の中のいろいろな世界に連れて行ってくれていろんな物を見せてくれる。いろんな経験をさせてくれる。
 読書とは自分の知らないことや経験したことのないことを教えてくれる先生のようなものだ。いやそれ以上の存在かもしれない。ぼくは一生この先生についていくつもりだ。(一般化)

   講評   yama

 こんにちは。元の感想文よりも表現を工夫したり、説明を書き加えたり、完成度をぐっとアップさせた清書ができましたね!


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