元の記事:小5 ヌルデの山 12.1週 「おいしかったこと、まずかったこと」 (1169字)
すずめ(miri)
2012/11/27 18:22:54 353 10 「おいしかったことまずかったこと」 ★☆進級テスト☆★
食べ物や料理が課題になると、とてもやる気が出てくるのは……私だけでしょうか? 食に関することというのは、そのことだけにとどまらず、とても広がりがあるのが特徴です。
おうちでの対話もきっと弾むことだろうと思います。
ポイントは、単に「おいしかったもの、まずかったもの」の紹介ではなく、由来や思い出、苦労などを内包した体験談を実例にすることです。
目標の800字も、会話をうまく入れながら難なくクリア!
例1
父「……まずかったことと言えばあれだなー。小学校の時のキャンプのカレー!」
子「えっ、そういうのってふつういい思い出で、おいしかったってみんな言うんじゃないの?」
父「そう言いたいけれど……。とても無理な味だった……。」
子「そんなに!?」
父「うん、水を間違えて大量に入れちゃって、色しかカレーじゃなかったんだ。」
子「ス、スープカレー?」
父「いや、味なしだし。煮詰めようとしたけど、とても減らせる量じゃなく……。」
子「……。」
父「においだけはするから、よけい悲しくて……。」
子「;;」
例2
母「おいしかったことね。そうそう、2週間の入院で絶食がとけたときのおかゆ!」
子「えー、おかゆ!」
母「そうよ、ゆるーい、水みたいなの。味もない。」
子「そうなの!?」
母「うん、でも久しぶりの食べ物って感じで、ほんとうにおいしく感じたものよ。」
子「そうなのか。すごい体験だね!」
例3
父「おいしかった思い出もあるぞ。ちょうど小5くらいの頃かな。おばあちゃんが寝込んでしまって夕飯の時間にも起きてこないんだ。おなかが空いてもう限界になったので、冷蔵庫をあけたら、ウィンナーやたまごが目に入ったんだ。そこで、ぴんと来て、初めて炒飯を作った。やり方はいつもなんとなく見ていたからバッチリ! ちゃんとネギも入れたよ。味付けがわからなかったから適当に塩コショウした。火加減や油の量もわからなくて、ちょっと焦げたし、ベチャついちゃったけど、あれはうまかったなあ。」
子「へえ、初めて自分で作った料理なんだね。」
父「うん、そのあと、一人暮らしになった時も、けっこう研究したけど、あれ以上のおいしい炒飯はまだ作れないなあ。」
子「そうなんだー。」
エピソードつきの数々の食べ物が目に浮かんできますね。
これ、という特別なものがない場合は、日常的によく食べているものの中から、選んでもよいでしょう。「よく食卓にならぶけれど、実はなんとなく苦手」とか「大好物というほどではないのに、家族で楽しく食べるととてもおいしく感じる」というように。
授業の渚 Billyは、まず~いお味噌汁を作ってしまったんだって!
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