元の記事:小4 テイカカズラの山 1.3週 「いまから三十七年あまり前(感)」 (1643字)
すずめ(miri)
2013/01/15 15:59:41 387 9 1.3週 「いまから三十七年あまり前(感)」
この長文に書かれているようなお話あたりから、環境問題に目覚めることもあるかもしれません。長文をいっしょに読みながら、そこまで話が進んだら素晴らしいですね。
おうちの方からの話としては……と言う前に、このような科学読み物の場合は、いつもの題名課題のように体験話だけですと、なかなか話が膨らまない場合があります。そのようなことに備えて、ちょっとマメ知識を仕入れておくのがよいでしょう。
また、いっしょに写真を見て、どんなものなのかを把握しておくのもよいかも!
<<参考>>
けむしの会 アメリカンシロヒトリ
http://www.geocities.co.jp/NatureLand-Sky/1899/ameshiro.html
似た話は、「カイコや蝶などの幼虫を飼育した話」「毛虫に刺された話」「シロアリ・ゴキブリなどの害虫の駆除の話」あたりが出やすいところでしょうか。
例1
母「うわーっ。いやだなあ。今週の課題は。」
子「そんなこと言わないで~。」
母「お母さん、幼虫とか毛虫の類は苦手なんだから~。知ってるでしょう!」
子「どうしてそんなに……。あ、そうだ、苦手になったわけを教えて!」
母「えっ、そんなの生まれつきよ。そもそも好きな人なんかいないんじゃないかしら。全く、言葉の森ったらこんな長文載せて……。あ、そうだわ。チャドクガの話なんかどう?」
子「チャドクガ!?」
母「そう。一昨年だったかしら、5月の連休におばあちゃんちに行って、庭仕事を手伝ったときね。ツバキの木にいたチャドクガに刺されたのよ!」
子「えっ! 刺されたの!?」
母「うん。正確には、チャドクガの幼虫というか、毛虫に刺されたんだけどね! 刺されたというか、毒針に触ったというか……。」
子「えーっ、幼虫に触ってみたの?」
母「そうじゃないのよ。全然気づかずにツバキの木のそばで草むしりか何かしていて、終わってうちに入ったら、猛烈にかゆくなってね。一体何かしらって思っておばあちゃんに聞いたの。そうしたら、一発で、それはチャドクガよ! って。」
母「1週間くらいかゆくて、ほんとうに参ったわ。」
子「そんなに! どんな虫なんだろう。調べてみる。……お母さん、見てみて!」
母「ぎゃー!!!」
<<参考>>
ウィキペディア チャドクガ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%89%E3%82%AF%E3%82%AC
例2
父「害虫駆除というと、シロアリが有名だね。よくチラシなどでも見かけるだろう。」
子「ああ、怖い顔のアリの絵が描いてあるよね。」
父「ははは、そうだね。でもシロアリと言っても、アリの仲間じゃないんだよ。」
子「そうなの!?」
父「うん。シロアリは、木造の家の柱などの木を食い荒らすんだ。」
子「うわーそうなのか。」
父「うん。何でも食べるという話だからね。知らないうちに床下にいて、家に大きな被害が出ることもあるんだ。」
子「それは大変だあ。駆除って薬をまくの?」
父「うん。専門の業者がいてね……。」
<<参考>>ウィキペディア シロアリ (なんとゴキブリ目!?)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%AD%E3%82%A2%E3%83%AA
「害虫」という概念は、「人間からみた場合」のもの。虫たちは、人間を困らせてやろうと思って存在したり、悪さをしたりするわけではないのです。
「共存」まではいかないにしても、そのあたりの視点が持てると、非常にレベルの高い話し合いができそうですね!
<<授業の渚>> 「アメシロ」とも呼ばれているんだって。 by Billy
https://www.mori7.com/nagisa/nagisa.php?yama=te&tuki=01&syuu=3&banngou=5