作文を上達させるコツは、事前の準備と親子の対話
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家庭で教える作文教室  2010年4月14日  No.865
 URLは、https://www.mori7.com/index.php?e=865      





 言葉の森が作文教室を始めたころ、作文のニーズというものは、ほとんどありませんでした。それでも、横浜のはずれの地域の教室で百人以上の生徒が勉強する状態が続いていました。しかし、その後、通学の教室に通えない子が出てきたので、通信指導を始めることにしました。また、2000年ごろからインターネットが普及したので、通信指導にインターネットを利用するようにしました。

 当初は、通学教室の方が便利ではないかと思っていましたが、通信の指導を工夫していく中で、通信指導の方がよい点も多いのではないかということがわかってきました。その最も大きな利点は、家庭で勉強できるということです。家庭で作文の勉強をすると、時間の余裕をもってゆっくり勉強ができます。また家族と対話をしながら勉強することができます。親も、子供の勉強の様子を近くで見ていることができるので安心です。ただし、こういうスタイルの指導ができるのは、言葉の森が電話指導をしているからです。作文を書いていて、子供が次にどう書くかわからなくなったら(というようなことは滅多にありませんが)、言葉の森の事務局に電話をしてすぐに聞くこともできます。

 その一方で、家庭で勉強をすると、親子の関係がうまく行かなくなることもあるようです。例えば、子供がなかなか書けないので親がつい叱ってしまうとか、子供が自分のペースでやると言ってその日にやらなければならない課題を後回しにしてしまうとかいうようなケースです。しかし、しかし、ほとんどの家庭では、先生からの電話のあとすぐに作文を書いて、翌日提出するという形で勉強をしています。言葉の森の作文通信指導は、提出率がかなり高いというのが特徴です。更に、作文だけではなく、希望者には暗唱などの自習もチェックしているので、毎日の勉強もカバーすることができます。

 このように見てくると、通学の時間をかけて、親子の対話もない中で勉強をする通学教室のメリットは、あまりありません。しかし、通学教室でしかできないメリットというものもやはり残っています。それは、発表会ができる、子供どうしの教え合いができる、先生の一斉授業ができるなど、子供どうし、又は先生と子供全体との交流があることです。

 時代は現在、グローバルな経済から、ローカルな経済が見直される形に大きく変化しています。しかし、ローカルと言っても、駅前の大きな塾に通うというような規模のローカルではありません。近所の家庭のような範囲で、子供が徒歩で通えるぐらいのところに何人かが集まり、人間的な触れ合いのある中で勉強を進める、という形のローカルな教育がこれから増えてくるのではないかと思います。

 家庭での触れ合いのある教室に、テキストや指導法は、インターネットを利用したものと組み合わせるという形で勉強をしていければ、通信指導と通学指導の利点を生かした新しい教室ができるのではないかと思っています。
 

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