| 家族で |
| エンジュ | の | 森 | の広場 |
| チョコボ | / | あさつ | 小4 |
| 「もうすぐ二千年だね。」 |
| 「はやいね。」 |
| おおみそかの夜家族で、こんな会話をかわしながらもだんだんと二千年に近 |
| づいていきます。家族三人だけで、のんびりとテレビを見ていました。 |
| 十時ごろに、わたしは心の中で「お腹が空いたなぁ」と密かに思いました。で |
| もその時はガマンしていました。十一時近くなって「う~んすごくお腹が空い |
| てきたなぁ」だから、私は、 |
| 「ねえねえ、はやいけれど年越しそば食べようよ。」 |
| お母さんは、一瞬あきれたようなかおをして言いました。 |
| 「はやいけど、食べましょう」 |
| といい、そばを、つくってくれました。お父さんと、お母さんと一緒に食べ |
| たおそばは、すごく美味しかったです。いつもはよるおそばなんてたべなかっ |
| たからだと思います。体がぽかぽかとあたたかくなって、まるでゆたんぽをだ |
| いたようでした。 |
| たべおわり、だんだん二千年になっていきました。とうとう二千年1月1日 |
| になりました。ニュースで「二千年もんだいのしんぱいは今のところありませ |
| ん」とほうそうされていたので、よかったです。うちはなにもかっていなかっ |
| たので、そんしないでラッキーだったなあと思いました。お母さんが、 |
| 「そろそろねたほうがいいよ」 |
| といったので、私はねることにしました。 |
| おそばを三人でたべたのがいちばんうれしかったです。二千年になって何も |
| おこらなかったし、としこしそばもたべることができたし、ぶじ二千年をむか |
| えられたのでよかったなと思いました。 |
| (この前の作文の続きです。森川林) |