| テレビ&本 |
| ウグイス | の | 村 | の広場 |
| でこはげ | / | かな | 小6 |

| 娯楽としてのテレビと映画とはたいへんよく似ています。見るほうが受け身 |
| で、すわっていれば画面のほうがこちらを適当に料理してくれます。ところが |
| 本を読むのにはいくらか読む側に努力がいります。また読む速さをこちらが加 |
| 減することもできるし、つまらぬところを省くことも |
| できる。おもしろいところを二度読むこともできるし、むかしの人の言ったよ |
| うにしばらく巻をおいて長嘆息することもできます。しかし、世の中にはむず |
| かしい本があります。どうすればたくさんの本を読んで、いつもそれをわかる |
| ことができるようになるでしょうか。その方法は簡単です。しかし、おそらく |
| 読書において |
| もっとも大切なことの一つです。すなわち、自分のわからない本はいっさい読 |
| まないということ、そうすれば、絶えず本を読みながら、どの本もよくわかる |
| 私もよく父に、 |
| 「テレビや漫画を見ると頭が馬鹿になるぞ。」 |
| といわれている。よって家でテレビを見るときと言ったら、家で父がいない |
| ときか、特別な日だけである。(ゲームはいつでもできるただし二十分)しかし |
| 特別な日でも一時間くらい見ると注意される。(苦笑)はじめはもうちょっと見 |
| たかったのにと思ったが、だんだん慣れてきて今ではほとんどテレビは見ない |
| 。 |
| これを読んだ私の感想は、加藤修一(著者名)は変ということだった。いや、 |
| 著者名が変なのではなくて(汗)、書いている内容が途中で変になっていると言 |
| うことだ。最も変な所は難しい本はいっさい読まないと言う所である。なぜか |
| というといつも同じ難しさ(易しさ)の本しか読んで無かったら、それ以上の難 |
| しさの本は読めなくなるということだ。だから日頃から難しい本に触れ慣れて |
| おくと、人間はいざと言う時に難しい本が読めるようになるのだと思う。 |