| 真の目的 | 
| エンジュ | の | 池 | の広場 | 
| 克俊 | / | あゆわ | 中1 | 
| 私は、新聞の行間と余白の読み手であるのかも知れない。そこは縁日のよう | 
| なものである。縁日であるから、やはりそこには、日常生活の時間の流れと異 | 
| なった、さまざまな偶然の介入があった方が良い。このように情報も予想され | 
| ないような背景の中に含められている方が、ユニークなメッセージを帯びる可 | 
| 能性が大きいと言えるかも知れない。 | 
| 「行間と余白の読み手である」と言うことが、本当の目的以外の事で楽しむと | 
| 言うことなら僕の部活にも似たような事がある。僕はほぼ部活をするために中 | 
| 学受験をした。僕のいく公立の中学には陸上部がなかったのだ。そして、僕は | 
| 高飛びをしやりに部活に入った。しかし実際に入ってみると友達達と休みの時 | 
| 間に遊んだりすることも楽しいことが分かった。 | 
| 確かに、本当の目的を一生懸命やることは大切である。その事によって得ら | 
| れることは数限りなくあるだろう。しかし「雑草とは、まだ、その美点が発見 | 
| されていない植物のことである。」と言う名言のようにまだ良いこととされて | 
| いないことでもまた後で自分に役に立つ時がくるかもしれない。だから、たと | 
| え本当の目的でなくても色々なことをやって見ることが人生を楽しむコツなの | 
| ではないかと思う。 |