| 挑戦 |
| カモメ | の | 池 | の広場 |
| 慈子 | / | こち | 中1 |
| 私は、あまり「あれに挑戦しよう。」などとは思わないタイプだ。しかしそ |
| の時はたまたま一つの事にはまっていて珍しく「あんなことに挑戦したい。」 |
| 「こんな事もやってみたい。」などと思うようになった。 |
| その原因は、なわとびだ。 |
| なわとびのことは前にも書いた事があるが、なわとびはあたると痛いから嫌 |
| だ。別にとべなくてもいいではないか。というさめた人は、「絶対にとんでや |
| る。」という気持ちが無く、その事に挑戦しないから、なわとびを嫌ってしま |
| うのだと思う。 |
| なぜ、こんなに私がなわとびにはまってしまったか、というのは自分でも良 |
| く分らないが、多分、これをとんでみたい、こんなとびかたがあるんだ、など |
| という気持ちがあったからだと思う。 |
| それで、いろんな事に挑戦してみると、いろんなことができるようになった |
| りで、とてもおもしろい。けれど、せっかく挑戦しても失敗ばかりでもういや |
| になってしまった、諦めよう。と、せっかくがんばってやっていたものを投げ |
| 出してしまうのはもったえない事だと私は思う。 |
| 挑戦して出来なかった事はしょうが無い事で、例え失敗しても、「今日は失 |
| 敗したけれど、また明日がんばろう。明日は絶対に成功するぞ。」という気持 |
| ちで、また次に挑戦すればいい。 |
| わたしは、なわとびが好きになってから、いろんなとびかたに挑戦するよう |
| になってきたけれど、その事に挑戦する事によって、いろんな事に失敗してき |
| たのだ。 |
| それで今、こうしてとべるようになったのは、諦めずにその事に挑戦し、失 |
| 敗しても、また次ぎにがんばる。といった形でがんばってきたからだと思う。 |
| やはり、何か出来るようになるには、「挑戦」という事も大切なのだ。とい |
| うことがあらためて分った。 |